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リハビリテーション室ブログ

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2020年7月15日完全オーダーメイド! スプリント療法

こんにちは! 作業療法士(OT)チームです!

今回は、私達OTが専門的に行っているスプリント療法についてご紹介したいと思います。
スプリントとは簡単に説明すると、患部を固定するための“装具”のことです。
荻窪病院は手外科センターが有名で、都内でも屈指の症例数・手術件数を誇っています。
そんな手のケガや病気を持った患者さん一人ひとりに対して、私達はオーダーメイドでスプリントを作成しています。
そこで普段私達が作成しているスプリントをいくつかご紹介したいと思います。

☆コックアップスプリント☆(手関節固定装具)


このスプリントは手の骨折や手根管症候群(手の神経の圧迫)など、手関節をしっかりと固定する必要がある患者さんに作成します。

☆サムスパイカスプリント☆(短対立装具)


このスプリントは母指CM関節症(親指の付け根の変形性関節症)や母指MP関節靭帯損傷など、母指をしっかりと固定する必要がある患者さんに作成します。

☆スタックスプリント☆(DIP関節伸展位固定装具)


このスプリントは突き指などで発症する末節骨骨折(指先の骨折)や腱損傷に対して使用する装具です。
他の装具と比べて約8週間24時間固定が必要となることが多く、精密な作成と入念な指導が不可欠となります。

☆作成風景☆


完全オーダーメイドです♪ 患者さんの手に沿う素材を使用しているため、ピッタリのものができます。
 
スプリントが出来上がったら、患者さんに装着方法や生活上の細かな注意について説明することも大事な仕事です。また患者さんには定期的に来院して頂き、装具の修正や掃除なども行います。

手のケガや病気は、患者様の普段の生活に直接支障をきたします。そんな方々の力に少しでもなりたいと私たちOTは考えております!
より性能・見た目の良いスプリント作成のために、日々努力を積み重ねております。
(※装具作成には医師の診察・リハビリ処方が必要となります。あらかじめご注意ください)。

以上、リハビリテーション室でした。
 
 

2020年6月25日心臓リハビリテーションのご紹介

こんにちは! 心臓リハビリチームです!
今回は心臓リハビリテーションについてご紹介させて頂きます。

当院の心臓リハビリチームは、心筋梗塞や狭心症、心不全、弁膜症、大動脈解離、下肢閉塞動脈硬化症など循環器内科・心臓血管外科にご入院中の患者さんのリハビリを行っています。
投薬治療中やカテーテル治療後、手術後もリハビリをしています。
リハビリする場所は、集中治療室(ICU)や一般病棟、リハビリ室にて実施しています。

速やかで安全な社会復帰と再発防止を目的に行う心臓リハビリテーションは、患者さんの状態の把握がとても大切で、医師や看護師だけでなく他の職種とも連携し、情報共有しながらプログラムを検討しています。
どのくらい動いてよいのか、退院後の生活や運動はどうしたらよいのか、などの質問にリハビリを通してお答えしています。

ここで、実際にどんな物品を使ってリハビリしているのか、一部ご紹介させて頂きます。

まずは持ち運べる心電図モニター!

こちらの小さいモニターは、歩きながらでも心電図の情報が見られるようになっています。
運動中に不整脈がないか、心拍数の速さはどうか等の確認ができるので、リスク管理に必須アイテムです。

そしてエルゴメータ。

このエルゴメータ血圧や心拍を見ながら有酸素運動をしたり、運動負荷を決めたりしています。
当院では2019年9月より心臓リハビリテーション外来を始めており、退院した後もこのエルゴメータを使用して、定期的に有酸素運動を実施しながら日常生活のアドバイスをしております。

以上、簡単ですがご紹介とさせて頂きました。
次回は作業療法士による「スプリント療法」についてご紹介します!
 

2020年5月28日カラダを動かしましょう!【ヒットトレーニング編】

こんにちは。
今月も引き続き、運動不足解消のため自宅でもできるトレーニングを紹介します。
今回、ご紹介するトレーニングは「ヒットトレーニング」です。

「ヒットトレーニング(HIIT)」はHigh Intensity Interval Trainingの略で、有酸素性能力と無酸素性能力の両方へ最大負荷をかけ、短時間で行うトレーニング。
日頃運動されている方、アスリートの方にオススメなトレーニングになります。

トレーニング効果
  • 運動不足の解消
  • 基礎代謝の向上
  • 全身持久力の向上
トレーニング前の注意点
  • トレーニング前は準備体操、トレーニング後はストレッチ等を念入りに実施してください。
  • こまめな水分補給を行ってください。
  • カラダのコンディションが良くないときは実施しないでください。
  • 循環器、呼吸器、整形外科的に不安のある方は実施しないでください。
方法
  • ①下記のトレーニング種目から好きな種目を 3つ 選んでください。
  • ②《選択した3つの運動をそれぞれ 20秒間運動 → 10秒間休憩 = 1セット 》× 2周 実施します。
  • ③どの種目も 全力 で行うことがポイントです。

トレーニング種目

1.ジャンプランジ

  1. 姿勢を正し、両足を前後に開き、両ヒザを曲げます。
  2. 後ろのヒザを床の方向へ下げます。
  3. 下げた姿勢から素早く真上へ高くジャンプします。
  4. 空中で足の位置を前後入れ替えます。
  5. 足を前後に入れ替えた姿勢で着地します。
  6. 以上の動作を繰り返します。

2.バービージャンプ

  1. しゃがんだ姿勢になり、両手を床につけます。
  2. 足を後ろへ伸ばし腕立て伏せの姿勢となります。
  3. 1の姿勢へ戻ります。
  4. 真上へ高くジャンプします。
  5. 1~4の動作を繰り返します。

3.スクワットジャンプ

  1. 姿勢を正し、足幅は肩幅程度に開いて立ちます。
  2. しゃがみこみ、両手を床につけます。(つま先と膝が同じ方向を向くようにしましょう。)
  3. 真上へ高くジャンプします。
  4. 2~3を繰り返します。

4.縄跳び

  1. 両足飛びで出来る限り早く飛びます。

5.シッティングスクワット

  1. 椅子を準備します
  2. 姿勢を正し、足幅は肩幅程度に開いて、椅子の前に立ちます。
  3. イスに座るようにしゃがみます。(つま先と膝が同じ方向を向くようにしましょう。)
  4. 2~3を繰り返します。

6.マウンテン・クライマー

  1. 腕立て伏せの姿勢になります。
  2. 1の姿勢をキープしながら両足の足踏みをできる限り早く行います。
最後に

今回は運動強度の高いトレーニングをご紹介いたしました。
紹介したトレーニング以外にも多くの方法がありますので、自分のできるトレーニング種目を選択してください。
ちなみに、トレーニング後は栄養補給と睡眠をしっかり取りましょう。

以上、リハビリテーション室でした。
 

2020年4月30日リハビリテーション室ブログ、開始しました。
第1回目は「外出制限の中、ご自宅でできる簡単な運動」をご紹介します!

みなさんこんにちは。
リハビリテーション室です。
この度、私達が取り組んでいる事や疾病に関する事、最新の医学的情報などを発信していけたらと思い、ブログを開設いたしました。


▲昨年夏に移転し開放感のあるリハビリテーション室

 
昨今の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言を受け、様々な活動が自粛を余儀なくされ、不安な日々を過ごされている方が多いのではないでしょうか。
こんな時だからこそ、私達リハビリテーション室では専門職としてできることを発信していけたらと思っています。

現在、リハビリテーション室では感染予防対策として、皆様に入室時の体温測定と手指消毒をお願いしております。治療台、器具などは使用ごとに消毒を行っております。皆様に安心して、気持ちよくリハビリテーション室をご利用頂けるように気をつけてまいります。
 

▲スタッフももちろんマスク着用、手指消毒の上、患者さんと接しています
 
 
また、外出自粛が続き、身体を動かす機会が減って気持ちもふさぎ込みがちかと思います。
そこで今回は、心と体のリフレッシュになるような、ご自宅でできる簡単な運動をご紹介したいと思います。
院内感染予防のため、スタッフもマスクをして撮影しております。ご了承くださいませ。

運動を行う際は以下の4点に注意してください。

  1. ご自分の体調に合わせて、できるものを選んでください。
  2. 1回に行う目標回数を記載してありますが、状態に応じて増減してください。
  3. 痛みが出る場合は中止してください。
  4. バランスを崩して転ばないよう、必要に応じて椅子などにつかまってください。
では、実際にやってみましょう!

1.つま先上げの運動

方法
椅子に浅めに腰かけて足を少し前に出した姿勢でスタートです。
かかとを床に着けたまま、左右同時につま先を上げ下げします。
すねに力が入っていることを意識してください。
回数:1回につき10~20回程度

 
 

2.かかと上げの運動

方法
椅子に浅めに腰かけて、つま先を床に着けたままかかとを上げ下げします。
左右同時にかかとをしっかり持ち上げましょう。
ふくらはぎに力が入ります。
回数:1回につき10~20回程度
*立ってできる方は、椅子の背につかまりながらかかと上げをしてみましょう。

 
 

3.ひざを伸ばす運動

方法
椅子に深く腰かけて、足を浮かせながらひざを伸ばします。
ひざをしっかり伸ばした後、ゆっくり元に戻します。
ももが椅子から持ち上がらないこと、勢いをつけないことを意識して、左右別々に行いましょう。
ももの前の筋肉を使います。
回数:1回につき10~20回程度

 
 

4.椅子からの立ち上がり

【両足バージョン】
方法
椅子に座り、両手を胸の前で交差させます。
手の力を使わずに立ってみましょう。
回数:1回につき10回程度

 
 
【片足バージョン】
方法
椅子に座り両手を胸の前で交差させ、片足を浮かせます。
片足を浮かせたまま立ち上がってみましょう。
回数:1回につき5~10回程度

 
 
*両足/片足バージョンともに椅子の高さが高いほど立ち上がりやすく、低いほど立ち上がりが難しくなります。
手を使わずに立ち上がることが難しい場合は、椅子の縁に手をついて立ってみましょう。
片足バージョンはバランスを崩しやすく、転倒のリスクが高くなりますので要注意です!
<ワンポイント>
椅子に浅く腰かけて、支えとなる足を少し後ろへ引くと立ち上がりやすくなります。
日々の立ち上がり動作にも応用できますので、ぜひやってみてくださいね。
 
 

5.片足立ち

方法:椅子の背につかまって片足で立ちます。
グラグラしないようにおなかやおしりにも力を入れましょう。
足の裏全体で体を支えましょう。
足の指が浮いたり、小指側ばかりに体重がかかったりしないように意識してみてください。
回数:10~30秒保持を左右各3~5回程度

*可能な方は椅子につかまらずにやってみましょう。転倒には注意してくださいね。
 
 
5つの運動すべてを一度に続けて行う必要はありません。
その時々で無理なくできる運動を選んで行ってみてください。
つま先上げやかかと上げの運動はテレビを観ながらでもできますよ。

また、東京都理学療法士協会のホームページにも「自宅でできるリハビリ」が掲載されております。
よろしければご覧ください。
 
公益社団法人 東京都理学療法士協会
URL:http://www.pttokyo.net/info/jitaku

力をつけるためには、運動だけでなくバランスの良い食生活を送ることやしっかり睡眠をとることも大切です。
ストレスのかかる日々ですが、みなさんの生活に運動を取り入れて少しでも気分転換につながれば幸いです。
リハビリテーション室でした。
 

▲天気の良い日はスカイツリーが望めます

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