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手外科センター

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手外科センターからのお知らせ

読売新聞(2018/6/20 朝刊)「病院の実力 手外科手術」に掲載されました NEW

当科の特徴

手外科センターは、整形外科の中でも主に手〈上腕から指先まで〉の疾患治療に特化したセンターです。
当センターには、30年前から上肢を専門として地域に根差した診療を行ってきた当院名誉理事長の田崎憲一医師、慶應義塾大学整形外科上肢班スタッフの実績を持つ岡﨑真人医師の手外科専門医2名が在籍しています。さらに、若手医師若干名と作業療法士(OT)を加えたチームとして診療に当たっています。
手肘の多岐に渡る疾患・外傷に対して、保存療法や手術、リハビリテーションまで専門性を持った治療が可能となっています(悪性腫瘍と切断指再接着は除く)。
また、当院は日本手外科学会認定研修施設(基幹施設)となっています。

▲ 整形外科 部長/手外科センター長/リハビリテーション科 部長 岡﨑 真人

医師紹介

整形外科/手外科センター

整形外科部長
手外科センター長
リハビリテーション科部長

岡﨑 真人

Okazaki Masato

入職
2011年
主な専門分野
手肘外科全般、特に手肘の外傷とその後遺症
認定資格・所属等Qualification / Affiliation
  • 日本整形外科学会整形外科専門医
  • 日本手外科学会専門医
  • 日本手外科学会代議員
  • 日本肘関節学会評議員
経歴History
1995年 慶應義塾大学医学部 卒業
2001年 荻窪病院整形外科
2005年 Department of Hand & Peripheral nerve Surgery,Royal North Shore Hospital (Sydney)留学
2006年 平塚市民病院整形外科
2008年 慶應義塾大学医学部整形外科

メッセージMessage

手肘の外傷とその後遺症、スポーツ障害、変形性関節症、関節リウマチ、末梢神経障害、腫瘍など非常に多くの症例を診療してします。誠に恐縮ですが、紹介予約制とさせていただいています。

インタビューInterview

先生の専門は手外科ということですが、範囲としては、どこからどこまでになるのですか。

出身大学によって多少の違いはありますが、荻窪病院の手外科の範囲は、肘の上から指の先までです。肩は入っていません。

来られる患者さんの症状としては、どのようなものが多いですか。

ケガはもちろん、その後遺症に悩んでいらっしゃる方、スポーツ障害、神経麻痺や腫瘍、関節リウマチ、変形性関節症、骨壊死の患者さんなど多岐に渡ります。症状で言うと、痛い、力が入らない、動かない、しびれる、腫れている、変形している、しこりが触れるなど、本当に何でもありで、これが多いというのは難しいです。 高齢の方はもちろん、外傷などは若い人の方が多いです。スポーツでケガした方とかたくさんいます。

一般の外来でも見てもらえるのでしょうか。

整形外科外来は現在全予約制となっています。やはり、必要な方に、必要な治療を受けていただきたいという思いから、地域の先生方からのご紹介をいただいた患者さんのみ、現状では診察させていただいています。

受診されている患者さんの地域がすごく広範囲にわたっておりますが、これには何か理由はあるのでしょうか。

まず地域連携がしっかりしていると思います。病院として地域連携は非常に力を入れているので、その結果が人数に繋がっているのだと思います。講演などもさせていただいたというのもあると思いますが、着実に増えてきていますね。地域の先生も納得する診療を続けているからこそ信頼をいただけているのではないでしょうか。ちょっとおかしいなという時は地域でかかりつけの病院で診てもらって、それで「ん?」という場合はここに紹介状を書いてもらう流れができていますね。

手外科は荻窪という意識付けができたのでしょうか。

そうですね。毎週15~20名くらいの患者さんが手外科センター宛の紹介状を持って来院されます。手前味噌になってしまいますが、手外科の手術などについて、ホームページに数字で「都内1」などとは書けないと思うのですが・・・実数は明らかに群を抜いていると思います。ちょっとした大学病院よりも多いと思いますよ。

代表的な手術ではどういったものがありますか。

多種多様な手術に対応していますが、中でも外傷やその後遺症に対する手術が多いです。地域の先生のところに行って骨折してずれていると手術になることが多いのでそういう症例や、筋腱が切れている靭帯が切れているという場合が一番多いです。手根管の手術は内視鏡で多く行っています。

野球肘について教えていただけますか。

実は私も学生時代に野球をやっていました。成長期にスポーツで肘を酷使しつづけると生じることがあります。酷使が原因ですので、どうしてもしばらく休む必要があります。その間に肩まわりや股関節も含めたストレッチや筋力強化をおこないます。症状が改善しない場合には、骨軟骨移植や靭帯再建などの手術を要します。

色々な手術がありますが一般的な手術をして、通常の生活をするのに差し支えないまでに治るにはどれくらいの期間がかかりますか。

当然どんな手術を受けたかにもよりますし、若い方か高齢の方かにもよりますが、切開した影響がなんだかんだといって消えるのは3ヶ月くらいかかります。内視鏡で行った手術であっても同じです。日常生活に復帰するには体の組織の反応が追いつく必要があります。

人工関節について教えていただけますか。

関節リウマチで肘の変形がひどい場合には人工関節を入れています。ケガによって変形した関節にも入れることがあります。若い人や力仕事をする人には入れないです。若い人は活動性が高いので、中に入れた人工物がゆるんでしまったり、早く壊れてしまうこともあるので。肘だけではなくて指などにも入れています。ただ、残念ながら普通にスポーツができるまでには回復はしません。現在の人工関節ではまだ動かせる範囲が多少制限されます。それでも長年痛みに苦しんできた関節リウマチの人などは非常に喜んでくれます。

患者さんと接する時に心がけているようなことはなにかありますか。

患者さんのニーズを聞くようにしています。やはり医療はどうしても限界があります。年齢的なもので痛んでしまったものを20歳と同じ関節にしてくれといわれても難しいので、どこまでどのように治したいか、というところを詳しく伺います。例えば、 動きを制限してでも痛みをとりたいのか、多少痛みが残るかもしれないけど動きが制限されては困るとかです。それで術式も多少変わる場合もありますし、術後のリハビリを少し無理するかとか極力再手術はないような安全な方法でいくなど、様々な判断をしていくことが大事だと思っています。ですから、初診は大変です。時間がかかります。患者さんの職業もしつこいくらいに聞きます。すぐに復帰しなくてはいけないとか、ギブスをしていても復帰できる職業なのかとか、サポーターしていたら全くできないとか、ニーズを汲み上げるのが重要ですね。「趣味はゴルフするの?」とかそういう話も聞いています。そのうえでこちらのできる事と限界、そして患者さんが何を1番求めているかを考えます。

最後に患者さんに向けてメッセージをお願いします。

外傷の場合患者さんは病院を選んでいる余裕はないと思いますが、リウマチの患者さんとか変形性関節症とかの患者さん、スポーツ障害とかの患者さんは急を要していない、ある程度病院を選べる状態だと思います。そういう人達に荻窪病院はこういうことをおこなっています、得意としていますということが届けばいいなと思います。病棟も手術室も外来もリニューアルされたし、何かあったら荻窪病院手外科センターを思い浮かべてほしいですね。

当センターの受診を希望される患者さんへ
当センターは、地域の中核病院として高度な手外科医療を必要とする患者さんの診療にあたれるよう、医療機関からの紹介患者さんの診察を行っています。
受診の際はかかりつけの先生にご相談の上、手外科センター医師(田崎・岡﨑・加藤)で必ずご予約をお願いします。診療情報提供書(紹介状)およびご予約がない場合は手外科センター医師では診療ができませんので、ご留意願います。
※なお、外傷など早期診療を要するのに手外科センター医師の予約が数日以内に入らない場合は、一般整形外科をご予約の上、早めに受診してください。翌日、カンファレンス等で手外科センター医師を交えて治療方針を検討していますし、手術には手外科センター医師が可能な限り同席します。

当センターの注力疾患

コンセプト

『限界を理解しつつ、できる限り健康な手、使いやすい手をめざして治療します』

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