手外科センターからのお知らせ
2023.05.30 岡﨑真人手外科センター長 退職のお知らせ
手外科専門医・指導医として勤務しておりました岡﨑真人医師が6月30日付で退職のため、岡﨑医師宛ての紹介患者さんの受け入れを停止しております。ご迷惑をおかけしますが、ご理解を頂けますようお願い申し上げます。
当科の特徴
手外科センターは、整形外科の中でも主に手〈上腕から指先まで〉の疾患治療に特化したセンターです。
当センターには、30年前から上肢を専門として地域に根差した診療を行ってきた当院名誉理事長の田崎憲一医師、慶應義塾大学整形外科上肢班スタッフの実績を持つ岡﨑真人医師の手外科専門医2名が在籍しています。さらに、若手医師若干名と作業療法士(OT)を加えたチームとして診療に当たっています。
手肘の多岐に渡る疾患・外傷に対して、保存療法や手術、リハビリテーションまで専門性を持った治療が可能となっています(悪性腫瘍と切断指再接着は除く)。
また、当院は日本手外科学会認定研修施設(基幹施設)となっています。
▲ 整形外科 部長/手外科センター長/リハビリテーション科 部長 岡﨑 真人
整形外科/手外科センター 岡﨑 真人 Okazaki Masato 手肘の外傷とその後遺症、スポーツ障害、変形性関節症、関節リウマチ、末梢神経障害、腫瘍など非常に多くの症例を診療してします。誠に恐縮ですが、紹介予約制とさせていただいています。 出身大学によって多少の違いはありますが、荻窪病院の手外科の範囲は、肘の上から指の先までです。肩は入っていません。 ケガはもちろん、その後遺症に悩んでいらっしゃる方、スポーツ障害、神経麻痺や腫瘍、関節リウマチ、変形性関節症、骨壊死の患者さんなど多岐に渡ります。症状で言うと、痛い、力が入らない、動かない、しびれる、腫れている、変形している、しこりが触れるなど、本当に何でもありで、これが多いというのは難しいです。 高齢の方はもちろん、外傷などは若い人の方が多いです。スポーツでケガした方とかたくさんいます。医師紹介
リハビリテーション科部長
1995年
慶應義塾大学医学部 卒業
2001年
荻窪病院整形外科
2005年
Department of Hand & Peripheral nerve Surgery,Royal North Shore Hospital (Sydney)留学
2006年
平塚市民病院整形外科
2008年
慶應義塾大学医学部整形外科
メッセージMessage
インタビューInterview
先生の専門は手外科ということですが、範囲としては、どこからどこまでになるのですか。
来られる患者さんの症状としては、どのようなものが多いですか。
一般の外来でも見てもらえるのでしょうか。
受診されている患者さんの地域がすごく広範囲にわたっておりますが、これには何か理由はあるのでしょうか。
手外科は荻窪という意識付けができたのでしょうか。
代表的な手術ではどういったものがありますか。
野球肘について教えていただけますか。
色々な手術がありますが一般的な手術をして、通常の生活をするのに差し支えないまでに治るにはどれくらいの期間がかかりますか。
人工関節について教えていただけますか。
患者さんと接する時に心がけているようなことはなにかありますか。
最後に患者さんに向けてメッセージをお願いします。
当センターの受診を希望される患者さんへ
当センターは、地域の中核病院として高度な手外科医療を必要とする患者さんの診療にあたれるよう、医療機関からの紹介患者さんの診察を行っています。
受診の際はかかりつけの先生にご相談の上、手外科センター医師(田崎・岡﨑・松尾)で必ずご予約をお願いします。診療情報提供書(紹介状)およびご予約がない場合は手外科センター医師では診療ができませんので、ご留意願います。
※なお、外傷など早期診療を要するのに手外科センター医師の予約が数日以内に入らない場合は、一般整形外科をご予約の上、早めに受診してください。翌日、カンファレンス等で手外科センター医師を交えて治療方針を検討していますし、手術には手外科センター医師が可能な限り同席します。
- 当センターの注力疾患
コンセプト
『限界を理解しつつ、できる限り健康な手、使いやすい手をめざして治療します』