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外科・消化器外科

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当科の特徴

当科では主に消化器疾患の治療を得意としており、腹部の急性期疾患の原因精査、手術、治療に対応しています。手術の8割以上は患者さんに負担の少ない腹腔鏡下手術で行い、多職種のチーム医療により患者さんの早期復帰をめざします。鼠径ヘルニアや乳がんにも対応しています。

当科の注力疾患
  • 食道がん、胃がん、大腸がんを始めとする消化管がん
  • 膵臓がん、胆管がん、肝臓がん、胆嚢がん
  • 胆嚢結石、総胆管結石
  • 急性虫垂炎、急性胆嚢炎、腸閉塞などの急性腹症
  • 鼠径ヘルニア
  • 乳がん
  • 痔疾
  • 自然気胸
  • 尿膜管遺残等の良性疾患

消化器:傷の小さな腹腔鏡下手術とは

当科は早くから腹腔鏡下の手術を取り入れ、最も得意としています。開腹手術よりも傷が目立たず、身体の負担が軽いため回復も早く、患者さんにとってメリットの大きい手術です。当科では胃がんや大腸がんのみならず、食道がんや肝胆膵疾患などの難易度の高い手術に対しても安全性を十分に確保した上でその適応を広げています。近年では、さらに傷が目立たないおへそからの術式〈単孔式腹腔鏡下手術〉も多く行っています。


  1. ①全身麻酔の上、腹部に小さな穴を空け、細い筒(トロッカー)を挿入します

  2. ②狭い腹腔内で手術がしやすいように、筒(トロッカー)から炭酸ガスを注入して腹部を膨らませます

  3. ③術者はモニターを見ながら、機器を操作し手術を行います

また、当院では、手術後の傷が目立たない単孔式腹腔鏡下手術を行っています。
※すべての疾患に対応するわけではありません。


  1. 普通の腹腔鏡下手術
    傷は数カ所

  2. 単孔式腹腔鏡下手術
    傷はへそ1ヵ所

●2016年度、当科は胃がん(49例)の94%を、大腸がん(124例)の90%を腹腔鏡下で行いました(くわしい実績はこちら)。虫垂炎(115例)にいたっては99%を腹腔鏡下で行っています。

鼠径ヘルニア(脱腸)

鼠径ヘルニア(脱腸)に対する治療は手術が原則ですが、当院ではクーゲル法という、メッシュを用いた最も理論的な治療を第一選択として行っています。従来の手術に比べ傷は小さく約3~5cmで施行でき、あらゆる鼠径ヘルニア手術の中で、最も再発率も低いのが特徴です。
また近年、単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術を導入し、さらなる審美性の向上とクーゲルメッシュの安定性を兼ね備えた手術を目指しています。
通常、直視下でも、腹腔鏡下でも入院は1泊2日ですみます。当院はクーゲル法の研修拠点病院にも指定されており、全国各地から外科医の先生方が研修にこられており、年間200例近くの鼠径ヘルニア手術を行っています。

腹腔鏡下による鼠径ヘルニア修復術


  • ▲腹膜を切開し、メッシュで補強すべき場所が露出されています(写真左)/メッシュでおおうことによって腹膜を修復します(写真右)

乳がん治療-乳腺外来-

悪性腫瘍のなかの一つである乳がんの罹患率は増加傾向にあります。しかし、早期発見し、正しい治療を受けることができれば治る可能性の高い病気です。そして誰でも何歳でもなり得る病気です。
様々な情報が得られる今日において、必要以上に不安を抱いている方も多くみられます。少しでも気になる症状があれば、ネット情報や知人の情報に振り回されずにまずは受診してください。適切な検査、丁寧な診療を提供させていただきます。
当院の乳腺外来では、乳腺画像診断、手術、薬物療法を行っています。治療は、必要な検査を判断し、その結果をもとにいわゆる標準治療をしっかり説明した上で行います。乳がん検診などで要精査、経過観察と診断された方、他院で乳がんの診断となり治療先にお悩みの方は、まずはかかりつけ医にお問い合わせください。

おしりの悩み・・・痔の病気

痔は3人に1人が患う、ごく“一般的な病気”です。
診療する主な疾患は、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)、直腸脱などです。症状としては出血、痛み、脱肛などがあります。
治療には薬物療法、手術療法があり、病態によって治療方法が全く異なることから、しっかり病態を見極めた上で治療方法のご提案をしています。痔の手術法の一つとして、PPH(環状粘膜切除)という器械を用いて行う術式は従来の痔の手術に比べ、術後の痛みがほとんどないのが最大の特徴です。
部位が部位なだけに、なかなか相談に来られず、ひとりで悩んでいる方も少なくないかと思いますが、直腸がん、肛門がんなど、重篤な病気が隠れていることもありますので、恥ずかしがらず、まずはかかりつけ医にご相談ください。

公的数字(DPC)からみる実績*1

*1 DPCを用いて、2015年度の疾患別・入院患者数と、5キロ圏内病院の月平均入院患者数をグラフ化しています。
DPCとは、Diagnosis Procedure Combinationの略称で、「診断群分類」とも呼ばれます。
診断された病名と治療内容から14桁の数字にコード化された日本独自の分類データで、入院患者さんの医療費請求や、医療の質向上のための研究データとして用いられています。2016年10月より、各医療施設で「病院情報の公表」等の名称で発表されている実績も、このDPCデータを用いています。
ここではわかりやすく、DPCデータ(6桁)を用いて、当院のその年度の入院患者数を示しました。またグラフは、当院を中心にした5キロ圏内の病院*2の月平均入院患者数を示しています。
●分析ソフト:病院経営情報分析システム セコムSMASH
*2 その疾患を10ヵ月10症例以上治療しているデータ提出加算届出病院

●胆管(肝内外)結石、胆管炎:159人

5km圏内・病院別の患者数(月平均入院数)

●胆嚢疾患(胆嚢結石など):56人

5km圏内・病院別の患者数(月平均入院数)

●鼠径ヘルニア:199人

5km圏内・病院別の患者数(月平均入院数)

●虫垂炎:128人

5km圏内・病院別の患者数(月平均入院数)

●直腸肛門(直腸S状部からの肛門)の悪性腫瘍:31人

5km圏内・病院別の患者数(月平均入院数)

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