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病院情報の公表

病院情報の公表 令和2年度(2020年度) 荻窪病院指標

2020年度のDPCデータを利用した「病院情報の公表」における病院指標を掲載いたします。
公開情報は厚生労働省フォーマット形式で作成しています。
※自動車賠償責任保険や労災保険、自費、24時間以内の死亡、新規高額薬剤使用、緊急時の入院前PCR検査(自費)を含む患者さんのデータは含まれません。
※全集計について、患者数が10人未満の場合は「-(ハイフン)」を表記しています。

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 69 92 226 379 435 555 716 1265 1162 346
定義:2020年度の退院患者さんの数を、10歳刻みに分け集計しています。(年齢は入院時の満年齢です。)
解説:2020年度の退院患者さんの特性としては60歳~89歳までの方が59.9%(3,143人)と多数を占めており、次いで40歳~59歳(18.9%)、30歳~39歳(5.0%)、90歳以上の方(4.5%)と続き、年齢別の構成については例年と比べて大きな変化はありませんでした。
2020年度は、緊急事態宣言による外来患者数の激減やコロナ対応に伴う一般病床の部分閉鎖などの影響により、60代~80代を中心に全体的な減少傾向が見受けられました。なお、当院では2020年2月よりCOVID-19専用病棟を開設し、率先して対応にあたっております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置2:なし 44 18.93 20.51 18.18% 89.64
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし 25 13.88 13.00 8.00% 78.28
0400801499×001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)
-手術なし-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア1
12 12.67 13.93 0.00% 84.50
100380xxxxxxxx 体液量減少症 10.51
0400801499×002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)
-手術なし-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア2
15.71
内科は例年通り後期高齢者が多く、肺炎や脱水、尿路感染症の占める比率が高くなっており、ADL改善のためリハビリ(PT&OT&ST)を施行しています。誤嚥性肺炎では、自宅へ帰れず転院になる率が18.2%で、尿路感染症においては8.0%と、前年に比べて減少しました。また平均在院日数では、いずれも前年に比べ短縮傾向が見受けられました。入院となった原因疾患が軽快されても、様々な事情で退院が困難な場合は、療養支援看護師や医療ソーシャルワーカーによる退院支援も行っています。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等
-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし
100 3.15 4.44 0.00% 72.72
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患
-手術なし-処置1:1あり-処置2:なし
70 2.60 3.07 0.00% 70.94
050130xx9900xx 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし 67 15.30 17.23 14.93% 83.33
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患
-手術なし-処置1:2あり-処置2:なし
3.26
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈-経皮的カテーテル心筋焼灼術
-処置2:なし
4.95
循環器内科では、2020年度においても例年と同様に、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)に関する治療と心不全、不整脈に関する症例が多く、疾患構成も昨年度と大きな違いは見られません。当院では心疾患に対してカテーテル治療や薬物治療を用いた内科的アプローチと外科的アプローチの双方を24時間体制で施行する事ができる心臓血管センターを構成し治療に当たっています。内科的アプローチが中心の循環器内科では、先端に風船(バルーン)を装着したカテーテルを用いて血管を拡張し、冠動脈を拡げる治療や、血管内に金属メッシュを留置し、血管を拡げるステント留置術を行っています。第5位の頻脈性不整脈は薬物抵抗性がある不整脈である為、アブレーション治療用のカテーテルを太ももの付け根から血管を通じて心臓に挿入し、カテーテル先端から高周波電流を流して焼灼する術式で治療を行います。

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上)
-手術なし-処置2:なし
26 6.42 6.13 7.69% 0.00
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満)
-手術なし-処置2:なし
23 8.26 11.19 4.35% 0.00
080270xxxx0xxx 食物アレルギー-処置1:なし 2.44
030270xxxxxxxx 上気道炎 4.85
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患)
-手術なし-処置1:なし-処置2:なし
7.71
小児科では、低出生体重児及び疾病を持つ新生児のお子さんの体調変化・経過管理を主としています。その他、肺炎や胃腸炎といったお子さんの急性期疾患に対する入院治療も行っています。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 117 2.16 4.86 0.00% 68.03
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など)-腹腔鏡下胆嚢摘出術等 59 4.73 6.41 0.00% 60.41
060150xx03xxxx 虫垂炎-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 43 5.51 5.44 0.00% 39.12
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)
-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
2.66
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、
亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-副病:なし
16.19
外科では、主に消化器系疾患の治療を得意とし、急性期疾患の診療に対応しています。2020年度においては、前年と同様、鼠径ヘルニアの疾患がDPC診断群分類別の疾患で最も多く、次いで胆嚢結石や胆嚢炎、虫垂炎、結腸腺腫やがん(結腸がん、盲腸がん、回盲部がん)の患者さんを多く診療しています。鼠径ヘルニアの手術に関しては、腹腔鏡でも行っていますが、当院では「クーゲル法」というさらに患者さんの負担にかからない術式であり、メッシュを用いた最も理論的な治療を第一選択として行っております。単孔式腹腔鏡下での手術と合わせ、さらなる審美性の向上とクーゲルメッシュの安定性を兼ね備えた手術を目指しています。
手術実績では、鼠径ヘルニア手術127例、腹腔鏡下胆嚢摘出術131例、腹腔鏡下虫垂炎手術85例、腹腔鏡下の大腸がん手術80例、腹腔鏡下の胃がん手術30例の実績がありました。また、2020年度の外科・消化器外科手術症例数は691例でした。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160760xx97xx0x 前腕の骨折-手術あり-副病:なし 71 3.78 5.18 0.00% 60.37
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等 68 23.94 23.36 2.94% 77.50
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア-内視鏡下椎間板摘出(切除)術 後方摘出術等 60 9.45 10.36 1.67% 60.18
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等 25.09
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)
腰部骨盤、不安定椎-手術なし-処置2:1あり
2.68
整形外科では、2020年度の入院患者さんにおいて、前腕の骨折に対する治療が最も多く、次いで変形性膝関節症となっております。また、昨年度は1,407件の手術を手掛けています。当科では、首から下の運動器の疾患・外傷を診療しており、特に手肘、脊椎、膝、足、股関節に対しては日本整形外科学会整形外科専門医がそれぞれ手術を中心とした専門性の高い治療を行っています。

心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置2:なし 29 14.31 11.56 3.45% 78.34
050050xx0111xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-心室瘤切除術(梗塞切除を含む。)
単独のもの等-処置1:1,2あり-処置2:1あり
12 23.58 27.51 8.33% 76.25
050161xx97x1xx 解離性大動脈瘤-その他の手術あり-処置2:1あり 12 29.42 29.23 16.67% 68.25
050161xx01x1xx 解離性大動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置2:1あり 22.91
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。)
上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等-処置2:1あり
28.61
心臓血管外科の患者数は上記の通りです。
当科では循環器内科と臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを組織しており24時間365日心疾患患者を受け入れる体制を構築しております。

産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍-腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 55 5.07 6.10 0.00% 40.00
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常-子宮全摘術等 52 9.85 9.45 0.00% 35.50
120140xxxxxxxx 流産 48 1.69 2.42 0.00% 36.23
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。)
腹腔鏡によるもの等
6.16
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ-子宮全摘術等 2.93
診断群分類(DPCコード)とは医療資源を最も投入した傷病名に基づいて入院医療費を算定する方法です。患者数が最も多い「子宮の良性腫瘍」は腹腔鏡下で行う良性腫瘍(主に子宮筋腫)の摘出術を示しており、2番目に患者数が多い「胎児及び胎児付属物の異常」は主に帝王切開を施行した患者数を示しております。「流産」は、診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位)の項目で示す43件の流産手術を含めた総数を示しております。DPCコードによる集計では複数の病名がつけられていても1つの主要な傷病名のみが適用されるため、実際の手術件数等とは一致しておりません。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患-手術あり-片眼 124 2.19 2.76 0.00% 78.69
020240xx97xxx0 硝子体疾患-手術あり-片眼 5.65
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。)-手術あり 3.15
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症-手術あり-処置2:なし-片眼 6.98
020200xx9710xx 黄斑、後極変性-手術あり-処置1:あり-処置2:なし 6.49
眼科では、白内障・緑内障・眼底疾患の患者さんを多く診療しています。白内障の治療は、入院もしくは日帰り手術を選んで頂き、白内障手術を行っています。他には、眼底出血に対するレーザーや加齢黄斑変性等に用いられる抗VEGF療法にも力を入れております。
小児の斜視や弱視の患者さんは、午後に静かな環境で検査が行えるよう配慮しています。厚生労働省で認可されている多焦点眼内レンズも採用しております。
2020年1月から眼底疾患に対する硝子体手術の受け入れを開始し、軌道に乗ってまいりましたので、網膜前膜・黄斑円孔をはじめ、主な網膜疾患に対する手術が必要な患者さんの入院治療にもあたっております。

皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 45 7.51 9.12 0.00% 71.02
080010xxxx0xxx 膿皮症-処置1:なし 26 10.23 12.87 7.69% 68.73
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)
-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置2:なし
11 3.36 7.71 0.00% 84.27
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物-皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等
-処置1:なし
4.06
180060xx97xxxx その他の新生物-手術あり 6.27
皮膚科の入院は帯状疱疹、蜂窩織炎、手術の順に多い傾向があり前年度と順位構成に大きな変化はありませんでした。帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気で、神経痛と水疱などの皮疹が神経の分布に沿って帯状に生じます。急性期の治療は安静の上、抗ウイルス剤の投与が必要です。蜂窩織炎は足白癬などから細菌が入り皮膚から皮下に炎症がおきるもので、下肢挙上の上、抗生剤の点滴が必要となります。外科的手術も積極的に行っており、良性・悪性腫瘍の摘出も行います。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり 74 3.00 2.54 0.00% 72.22
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術
経尿道的手術-処置2:なし
63 8.51 7.13 0.00% 77.87
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患-精索捻転手術等 49 3.06 3.84 0.00% 37.08
110420xx02xx0x 水腎症等-経尿道的尿管ステント留置術等-副病:なし 4.13
110070xx99x20x 膀胱腫瘍-手術なし-処置2:2あり-副病:なし 9.96
泌尿器科の入院患者数は尿路悪性腫瘍(がん)に対する手術が上位を占めています。前立腺がん疑い例に対する生検(組織検査)と膀胱がんに対する内視鏡下手術が1位・2位を占め、前年度と同様に尿路悪性腫瘍に対する取り組みが多い事が示されています。また、当院の特色として3位には男性不妊の原因となる精索静脈瘤に対する疾患が占めており、関連の不妊治療専門婦人科クリニックである「虹クリニック」と連携し男性不妊治療を積極的に行っている事が示されています。

糖尿病科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)
-処置2:1あり
26 16.35 14.60 3.85% 65.58
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)
-処置2:なし
12 13.17 11.26 0.00% 71.08
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)
-処置2:1あり
13.57
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡
-処置2:なし-副病:なし
13.33
10008xxxxxx1xx その他の糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)
-処置2:1あり
18.87
2020年度では、昨年と比べて上位の構成に変わりはありませんでした。糖尿病内科では、1型糖尿病も含め、2型糖尿病を中心に急性期の糖尿病入院治療をおこなっています。肥満、少子高齢化の現代社会において、糖尿病患者数は増加の一途を辿っております。糖尿病のコントロールは他科とも連携して行っており、血糖コントロール、糖尿病合併症予防に取り組んでいます。

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)
-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
272 2.40 2.66 0.00% 67.11
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等
-処置2:なし-副病:なし
93 8.10 9.53 1.08% 76.52
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患-手術なし 47 6.81 7.74 2.13% 68.04
060035xx03xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍
-早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
6.85
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍-内視鏡的胃、
十二指腸ポリープ・粘膜切除術
8.11
消化器内科では、消化管から肝胆膵疾患まで広く扱っています。2020年度では、大腸ポリープの内視鏡的治療が最も多く、次いで胆管炎治療が続いています。前年と同様、上位3位の構成に変わりはありませんでした。また、いずれも平均在院日数においては、全国平均と比べましても短縮傾向であることが見受けられました。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類基準(※) 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 40 13 10 1 8
大腸癌 27 32 26 21 17 2 9
乳癌 1 8
肺癌 1 8
肝癌 15 17 2 6

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌について、集計期間内に入院治療等を行った、初発患者さんのUICC病期分類によるステージ別延べ人数、および再発患者さんの延べ人数に分けて集計しています。
UICCの病期分類とは、T=原発層の大きさと進展度、N=所属リンパ節転移の程度、M=遠隔転移の有無の3つのカテゴリーによって各部位のがんをⅠ期からⅣ期のステージに分けて分類するものです。
「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診察した場合や、治療がんの寛解後に局所再発・再燃あるいはあらたな遠隔転移をきたした場合を指します。
当院においてステージに不明がある理由としましては、検査入院症例で退院時までに検査結果が明らかにならないもの、または治療開始前のTNMが未確定なものが含まれるためです。
※10症例未満のものは表中-(ハイフン)で表示しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 10 8.30 53.20
中等症 32 14.78 81.13
重症 11 19.91 83.73
超重症
不明
市中肺炎とは、普段日常生活を送っている中で罹患した肺炎(COVID-19肺炎は含まない)の事を指す。軽症は外来で加療を行い、中等症以上は入院加療を行います。また、重症度(点数)は、成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類(A-DROPスコア)用い、患者さんの年齢や、脱水の状態、呼吸状態、意識障害の有無、血圧などをもとに分類します。
2020年度は、昨年度と比べて中等症の患者さんに減少傾向が見受けられました。在院日数では、軽症・中等症において短縮しております。平均年齢が上がるにつれて、重症度も高くなる傾向を示しています。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
24 22.17 79.04 25.00
本指標は「ICD10(アイシーディーテン)」というWHO(世界保健機関)が定めた世界的な傷病に関する分類の2020年度の脳梗塞患者数を記載しています。昨年と比べると、平均在院日数の短縮が見受けられました。当院では、2018年5月より慢性硬膜下血腫に対する手術が可能となり、脳卒中救急体制の充実にも引き続き努めて参ります。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 90 1.73 2.76 0.00% 73.09
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 44 0.98 2.11 0.00% 65.14
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 39 1.18 6.56 0.00% 83.82
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他)
2020年度に循環器内科で最も多く施行した術式は、2019年度と同様に狭心症や急性心筋梗塞の治療で選択される経皮的冠動脈ステント留置術でした。前年度同様に狭心症や急性心筋梗塞患者数が多く当術式を用いる頻度が高かったことが理由として考えられます。また第2位の経皮的カテーテル心筋焼灼術は頻脈性不整脈に対する治療において選択され、第3位のペースメーカー移植術は、心不全の治療において選択されております。当院では、心臓血管外科、臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを構成しており、24時間365日体制で心疾患による急患を受け入れております。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 113 0.45 3.76 0.00% 63.11
K6335 鼠径ヘルニア手術 103 0.03 1.15 0.00% 67.73
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 43 0.05 4.47 0.00% 39.12
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
外科では、診療報酬上のコード別による手術件数において、腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も多く、次いで鼠径ヘルニア手術となっています。当院では良性疾患のみならず、悪性腫瘍に対しても、早くから腹腔鏡手術を取り入れており、現在では、胃癌や大腸癌のみならず、食道癌や肝胆膵疾患などの難易度の高い手術に対しても安全性を十分に確保した上でその適応を広げています。
2020年度の実績では、大腸がん手術において、84例のうち93%、胃がん手術においては、33例のうち93%を腹腔鏡手術で行っています。また、年間691例ある手術のうち、約6割の症例において、腹腔鏡手術を行っています。
なお、当院では2020年度より入院前PCR検査を実施しており、緊急入院などの場合は私費と保険の併用となることから、病院公表集計条件から除外となるため、上記に示す集計表数値には含まれておりません。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0462 骨折観血的手術(前腕) etc. 90 1.39 3.04 0.00% 58.61
K0821 人工関節置換術(膝) etc. 90 1.37 23.02 4.44% 75.61
K134-22 内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術) 59 1.27 7.73 3.39% 60.66
K0461 骨折観血的手術(大腿) etc.
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定)
整形外科の2020年度の手術件数は1,407件でした。内訳としては、前腕における観血的手術と共に膝に対する人工関節置換術が共に90件と最も多く、次いで、椎間板摘出術が上位を占めております。骨折観血的手術とは、ギプスの固定では治癒が難しい複雑、重度の骨折、関節周辺の骨折を治療する際に選択される切開の術式の事を指します。
当科では、手肘外科、脊椎、膝関節、足の外科の各専門医の下、各セラピストが連携した回復アプローチを行う体制を継続しております。

心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 25 4.96 11.36 4.00% 71.56
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 24 3.13 11.42 4.17% 77.42
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 19 7.26 19.16 5.26% 74.11
K5551 弁置換術(1弁)
K560-21 オープン型ステントグラフト内挿術(弓部)
心臓血管外科の手術数は上記の通りです。
当科では循環器内科と臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを組織しており24時間365日心疾患患者を受け入れる体制を構築しております。

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) etc. 58 1.02 4.62 0.00% 36.16
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 53 1.00 7.87 0.00% 35.26
K9091ロ 流産手術(妊娠11週まで)(その他) 43 0.65 0.00 0.00% 36.21
K872-32 子宮内膜ポリープ切除術(その他) etc.
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術
2020年度に最も多い「子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡)は主に卵巣のう腫の摘出術をさしております。「帝王切開術(選択帝王切開)」は帝王切開や筋腫の核出術などの手術既往がある方や骨盤位等であらかじめ予定されている帝王切開術の件数を示しております。子宮内膜ポリープ切除術は、指標2のDPCコードのうち子宮内膜で認められた腫瘍(ポリープ)の切除を行う術式と件数を示しております。当院では腹腔鏡を用いた手術を積極的に施行し患者さんの負担の軽減に努めています。

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 125 0.18 1.02 0.00% 78.44
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)
K2172 眼瞼内反症手術(皮膚切開法)
K2423 斜視手術(前転法と後転法)
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートなし)
眼科では、白内障の患者さんに対する水晶体再建術を最も多く施行しています。白内障手術は、入院もしくは日帰り手術を選んで頂き、1ヶ月前後のご予約を受けて行っています。
手術では、術後乱視などのリスクを最小にするための小切開による経結膜強角膜切開を採用しつつ、場合により乱視を補正できるレンズを導入することで、よりよい術後視力を患者さんに提供できるように配慮しております。厚生労働省で認可されている多焦点眼内レンズも採用しております。
2020年1月から眼底疾患に対する硝子体手術の受け入れを開始し、軌道に乗ってまいりましたので、網膜前膜・黄斑円孔をはじめ、主な網膜疾患に対する手術が必要な患者さんの入院治療にもあたっております。

皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 15 0.13 2.93 0.00% 84.20
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満)
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満)
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満)
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満)
皮膚科で示されている手術件数は皮膚もしくは皮下に生じた悪性腫瘍(がん)の切除件数です。2019年度は粉瘤や母斑などの良性腫瘍を対象とした皮膚・皮下腫瘍摘出術を最も多く取り扱いましたが、2020年度はコロナ禍の影響で不急の手術を控えた事もあり、悪性腫瘍(がん)の切除術を最も多く手掛けました。
また、平均術後日数においては、昨年度の(3.64日)に比べ今年度(2.93日)と短縮しております。

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 64 1.13 6.36 0.00% 77.91
K834-3 顕微鏡下精索静脈瘤手術 47 1.00 1.00 0.00% 35.64
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 33 1.15 2.73 0.00% 75.48
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術
K841-5 経尿道的前立腺核出術
最も多い手術は、前年度と同様に内視鏡下膀胱悪性腫瘍切除術です。摘除標本より、表在がん/筋層浸潤がんが診断されます。表在がんに対しては抗がん剤やBCGの膀胱内注入治療が、筋層浸潤がんに対しては、腹腔鏡補助下における「膀胱全摘術・回腸導管造設術」や、「膀胱全摘術・新膀胱造設術あるいは膀胱部分切除術」が行われます。2番目に多い顕微鏡下精索静脈瘤手術は、精巣静脈から精巣への血液の逆流を遮断し造精機能を回復するために行われる手術です。当科は関連の不妊治療専門婦人科クリニックである「虹クリニック」と連携し男性不妊治療を積極的に行っています。3番目に多い経尿道的尿管ステント留置術は、閉塞した尿管にステントを留置して尿流を確保するもので、他科悪性腫瘍や尿管結石による尿管閉塞に対して行われます。いずれも平均術後日数においては、前年と比べて短縮傾向が見受けられました。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 262 0.28 1.15 0.00% 67.79
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 60 0.53 8.38 0.00% 80.08
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 52 0.10 4.69 0.00% 70.79
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜)
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ)
2020年度の消化器内科の手術件数の傾向は、前年と同様に内視鏡的大腸ポリープ切除術が最も多く、次いで、内視鏡的胆道ステント留置術となっている。3位は、大腸癌に対する内視鏡的治療である、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術となっており、前年と比べても大きな構成の変化はありませんでした。また、1位~3位までの手術における平均術後日数については、いずれも前年と比べて短縮傾向にあり、転院率はゼロ%でありました。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
本年度につきましては、公表指標項目にあたる症例は全て10件未満でした。

更新履歴

2021.09.29 令和2年度(2020年度)病院情報の公表 掲載

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