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病院情報の公表

病院情報の公表 令和元年度(2019年度) 荻窪病院指標

2019年度のDPCデータを利用した「病院情報の公表」における病院指標を掲載いたします。
公開情報は厚生労働省フォーマット形式で作成しています。
※自動車賠償責任保険や労災保険、自費、24時間以内の死亡、新規高額薬剤使用の患者さんのデータは含まれません。
※全集計について、患者数が10人未満の場合は「-(ハイフン)」を表記しています。

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 93 115 289 515 602 742 1038 1732 1886 599
定義:2019年度の退院患者さんの数を、10歳刻みに分け集計しています。(年齢は入院時の満年齢です。)
解説:2019年度の退院患者さんの特性としては60歳~89歳までの方が61.2%(4,656人)と多数を占めており、次いで30歳~49歳(14.7%)、50歳~59歳(9.7%)、90歳以上の方(7.9%)と続き年齢別の構成は例年と変化はありませんでした。2019年度は20代~60代までの方の受診者数が2018年度と比べ微増し、70代~90歳以上の方の受診が微減している傾向が見受けられます。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし 70 19.44 20.84 20.00% 86.06
100380xxxxxxxx 体液量減少症-処置1:0-処置2:0-副病:0 61 11.95 9.13 13.11% 80.95
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:なし 54 14.94 12.58 11.11% 79.48
0400801499×002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア2 52 15.83 15.17 13.46% 86.69
0400801499×001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア1 43 14.70 13.48 11.63% 85.74
内科は例年通り後期高齢者が多く、肺炎や脱水、尿路感染症の占める比率が高い。ADL改善のためリハビリ(PT&OT&ST)を施行している。自宅へ帰れず転院になる患者は10-20%程度であったが、誤嚥性肺炎の患者の転院率は前年度より向上した。平均在院日数は全国平均と近い値であった。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし-副病:なし 147 2.74 4.40 0.00% 71.18
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:1あり-処置2:なし-副病:なし 138 2.46 3.01 0.72% 68.28
050130xx99000x 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし 123 17.59 17.71 8.94% 83.95
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈-経皮的カテーテル心筋焼灼術-処置1:0-処置2:なし-副病:0 97 5.26 5.02 0.00% 63.59
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞-その他の手術あり-処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし 88 13.34 12.37 1.14% 70.16
2019年度、循環器内科で多い症例は、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)に関する治療と心不全、不整脈に関するものでした。疾患構成については2018年度と大きな違いは見られません。当院では心疾患に対してカテーテル治療や薬物治療を用いた内科的アプローチと外科的アプローチの双方を24時間体制で施行する事ができる心臓血管センターを構成し治療に当たっています。内科的アプローチが中心の循環器内科では先端に風船(バルーン)を装着したカテーテルを用いて血管を拡張し、冠動脈を拡げる治療や、血管内に金属メッシュを留置し血管を拡げるステント留置術を行っています。第4位の頻脈性不整脈は薬物抵抗性がある不整脈である為、アブレーション治療用のカテーテルを太ももの付け根から血管を通じて心臓に挿入し、カテーテル先端から高周波電流を流して焼灼する術式で治療を行います。

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし 35 6.34 6.17 8.57% 0.00
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0 26 9.23 11.16 0.00% 0.00
低出生体重児及び疾病を持つ新生児のお子さんの体調変化・経過管理を主としています。その他、肺炎、急性気管支炎等のお子さんの急性期疾患の入院治療も行っています。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0 170 2.67 4.85 0.00% 69.02
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など)-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:0-処置2:0-副病:0 63 5.43 6.37 0.00% 58.73
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:なし 52 2.15 2.63 0.00% 69.56
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし 51 15.31 15.02 5.88% 73.41
060150xx02xxxx 虫垂炎-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0 51 8.88 9.79 0.00% 47.27
外科では、主に消化器系疾患の治療を得意とし、急性期疾患の診療に対応しています。
2019年度においては、鼠径ヘルニアの疾患がDPC診断群分類別の疾患で最も多く、次いで胆嚢結石や胆嚢炎、結腸腺腫やがん(結腸がん、盲腸がん、回盲部がん)、虫垂炎の患者さんを診療しています。鼠径ヘルニアの手術に関しては、腹腔鏡でも行っていますが、当院では「クーゲル法」というさらに患者さんの負担にかからない術式であり、メッシュを用いた最も理論的な治療を第一選択として行っております。単孔式腹腔鏡下での手術と合わせ、さらなる審美性の向上とクーゲルメッシュの安定性を兼ね備えた手術を目指しています。
手術実績では、鼠径ヘルニア手術150例、腹腔鏡下胆嚢摘出術144例、腹腔鏡下虫垂炎手術113例、腹腔鏡下の大腸がん手術100例、腹腔鏡下の胃がん手術35例の実績がありました。
また、2019年度の外科・消化器外科手術症例数は816例でした。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0 95 26.06 25.94 57.89% 83.94
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0 94 24.62 23.56 4.26% 76.12
160760xx97xxxx 前腕の骨折-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0 78 3.50 5.54 0.00% 57.88
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:0 54 2.98 2.73 0.00% 71.35
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア-内視鏡下椎間板摘出(切除)術等-処置1:0-処置2:0-副病:0 52 10.42 10.31 0.00% 61.71
整形外科では1,666件の手術を手掛け、脊椎、膝関節、手外科、足の外科の各専門医の下、各セラピストが連携した回復アプローチを行う体制を継続しております。

心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:なし-副病:0 30 13.23 11.75 3.33% 74.43
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤-その他の手術あり-処置1:0-処置2:1あり-副病:なし 25 38.92 27.88 16.00% 65.88
050161xx01x1xx 解離性大動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:1あり-副病:0 13 17.23 24.26 7.69% 64.31
050170xx02000x 閉塞性動脈疾患-動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等-処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし 12 14.33 16.61 0.00% 72.17
050161xx01x0xx 解離性大動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:なし-副病:0 10 11.10 15.64 0.00% 58.30
心臓血管外科の患者数は上記の通りです。
当科では循環器内科と臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを組織しており24時間365日心疾患患者を受け入れる体制を構築しております。

産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常-子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0 80 10.74 9.66 0.00% 35.35
120140xxxxxxxx 流産-処置1:0-処置2:0-副病:0 67 1.69 2.51 0.00% 35.54
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ-子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0 65 3.02 2.90 0.00% 39.85
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍-腹腔鏡下腟式子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0 53 5.17 6.09 0.00% 39.89
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0 53 6.74 6.21 0.00% 36.36
診断群分類(DPCコード)とは医療資源を最も投入した傷病名に基づいて入院医療費を算定する方法です。患者数が最も多い「胎児及び胎児付属物の異常」は主に帝王切開を施行した患者数を示しております。2番目に患者数が多い「流産」は、診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位2位)の項目で示す59件の流産手術を含めた総数を示しております。「女性性器のポリープ」は子宮内膜と頸管内に認められたポリープ(腫瘍)の摘出を行った患者数を示しております。「子宮の良性腫瘍」は腹腔鏡下で行う良性腫瘍(主に子宮筋腫)の摘出術を示しており、「卵巣の良性腫瘍」はのう腫切除術など良性の腫瘍手術を行った患者数を示しております。DPCコードによる集計では複数の病名がつけられていても1つの主要な傷病名のみが適用されるため、実際の手術件数等とは一致しておりません。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼 393 1.90 2.78 0.00% 79.04
眼科では、白内障・緑内障・眼底疾患の患者さんを多く診療しています。
白内障の治療は、入院もしくは日帰り手術を選んで頂き、白内障手術を行っています。
他には、眼底出血に対するレーザーや加齢黄斑変性等に用いられる抗VEGF療法にも力を入れております。
小児の斜視のや弱視の患者さんは、午後に静かな環境で検査が行えるよう配慮しています。
2020年1月から、眼底疾患に対する硝子体手術の受け入れを開始しましたので、主に網膜前膜・黄斑円孔などの手術が必要な患者さんの治療が出来るようになりました。

皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹-処置1:0-処置2:0-副病:0 57 7.60 9.00 0.00% 69.65
080010xxxx0xxx 膿皮症-処置1:なし-処置2:0-副病:0 43 7.67 12.55 2.33% 65.86
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物-皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等-処置1:なし-処置2:0-副病:0 28 2.57 4.01 0.00% 54.11
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0 12 5.08 7.90 0.00% 85.33
皮膚科の入院は帯状疱疹、蜂窩織炎、手術の順に多い傾向があり前年度と順位構成に大きな変化はありませんでした。帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気で、神経痛と水疱などの皮疹が神経の分布に沿って帯状に生じます。急性期の治療は安静の、抗ウイルス剤の投与が必要です。蜂窩織炎は足白癬などから細菌が入り皮膚から皮下に炎症がおきるもので、下肢挙上の上、抗生剤の点滴が必要となります。外科的手術も積極的に行っており、良性・悪性腫瘍の摘出も行います。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:なし 68 3.04 2.49 0.00% 70.28
110070xx0200xx 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:なし-処置2:なし-副病:0 63 8.60 7.07 0.00% 79.90
110420xx02xx0x 水腎症等-経尿道的尿管ステント留置術等-処置1:0-処置2:0-副病:なし 28 5.46 4.22 0.00% 76.50
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:2あり-副病:なし 24 7.08 10.84 0.00% 75.46
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:なし 14 12.36 12.58 7.14% 85.29
泌尿器科の入院患者数は尿路悪性腫瘍(がん)に対する手術が上位を占めています。前立腺がん疑い例に対する生検(組織検査)と膀胱がんに対する内視鏡下手術が1、2位を占め、4位の腎盂(じんう)・尿管の悪性腫瘍手術と合わせて、前年度と同様に尿路悪性腫瘍に対する取り組みが多い事が示されています。

糖尿病科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:なし-85歳未満 30 16.83 13.72 6.67% 64.23
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-85歳未満 10 15.20 10.84 0.00% 62.80
2018年度から糖尿病専門医が常勤スタッフとして加わっている。2019年度は2名体制となり糖尿病疾患の入院症例を多く取り扱える事が出来た。糖尿病のコントロールは他科とも連携して行っており、今後も生活習慣病として増加する傾向の糖尿病へのアプローチを取り組んでいく。

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:なし 402 2.32 2.63 0.00% 66.80
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし 112 10.64 9.79 3.57% 77.14
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0 92 6.91 7.65 1.09% 69.21
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎-処置1:0-処置2:なし-副病:0 51 6.20 5.39 1.96% 52.67
060190xx99x0xx 虚血性腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0 48 8.10 8.86 0.00% 68.31
消化器内科は消化管から肝胆膵疾患を広く扱っている。昨年と同じく、大腸ポリープの内視鏡的治療が最も多く、2番目に胆管炎治療が続いている。また、虚血性腸炎が48例と増しており5位であった。平均在院日数は全国平均とほぼ等しかった。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類基準(※) 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 64 15 10 13 26 1 8
大腸癌 56 49 39 29 51 2 9
乳癌 1 8
肺癌 1 8
肝癌 19 2 6

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌について、集計期間内に入院治療等を行った、初発患者さんのUICC病期分類によるステージ別延べ人数、および再発患者さんの延べ人数に分けて集計しています。
UICCの病期分類とは、T=原発層の大きさと進展度、N=所属リンパ節転移の程度、M=遠隔転移の有無の3つのカテゴリーによって各部位のがんをⅠ期からⅣ期のステージに分けて分類するものです。
「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診察した場合や、治療がんの寛解後に局所再発・再燃あるいはあらたな遠隔転移をきたした場合を指します。
当院においてステージに不明がある理由としましては、検査入院症例で退院時までに検査結果が明らかにならないもの、または治療開始前のTNMが未確定なものが含まれるためです。
※10症例未満のものは表中-(ハイフン)で表示しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 30 8.33 49.60
中等症 147 16.38 85.29
重症 55 18.96 87.55
超重症 10 21.10 88.20
不明
市中肺炎とは、普段日常生活を送っている中で罹患した肺炎の事を指す。軽症は外来で加療を行い、中等症以上は入院加療を行う。昨年度と比べると、中等症以上の患者が減少傾向にあるものの、超重症患者の平均在院日数が約11日間の短縮傾向が見られた。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 15 26.73 81.73 24.00%
その他 10 18.30 81.90 16.00%
本指標は「ICD10(アイシーディーテン)」というWHO(世界保健機関)が定めた世界的な傷病に関する分類の2019年度の脳梗塞患者数を記載しています。本データは発症日から3日以内に診療を開始した方と、4日目以降に開始した方をその他で分類しております。救急体制の充実に引き続き努めて参ります。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 29 9.41 9.07 62.07% 80.86
内科が行った10件以上の手術は胃瘻造設であった。後期高齢者の嚥下障害に対して言語聴覚士が介入しているが、改善しない患者は胃瘻造設術を検討する。胃瘻造設は賛否意見が分かれる為、胃瘻を造設する前に本人や家族と胃瘻以外の治療法を含めて相談、十分検討した後に希望がある場合に施行している。昨年と比べて8件増えており、平均在院日数は18日ほどであった。転院率は6割を超えており、自宅に退院できず、他の医療機関の協力が必要なケースが多かった。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 139 1.35 2.12 0.72% 72.08
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 69 1.13 3.39 0.00% 63.46
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 54 0.02 13.20 1.85% 69.02
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 48 1.75 5.90 8.33% 81.98
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 45 1.80 12.76 2.22% 78.53
2019年度に循環器内科で最も多く施行した術式は、2018年度と同様に急性心筋梗塞や不安定狭心症治療で選択される経皮的冠動脈ステント留置術でした。前年度同様に急性心筋梗塞患者数が多く当術式を用いる頻度が高かったことが理由として考えられます。また頻脈性不整脈治療で選択される経皮的カテーテル心筋焼灼術と、心不全の治療で選択されるペースメーカー移植術は2018年度と比べ実施件数が増加致しました。心臓血管外科、臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを構成しており、24時間365日体制で心疾患による急患を受け入れております。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 150 0.25 1.41 0.00% 69.05
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 144 1.20 5.06 0.69% 62.67
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 62 4.90 14.36 8.06% 74.24
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 57 0.14 1.04 0.00% 70.12
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 51 0.16 5.18 0.00% 37.45
外科では、診療報酬上のコード別による手術件数において、鼠径ヘルニア手術が最も多く、次いで腹腔鏡下胆嚢摘出術となっています。当院では良性疾患のみならず、悪性腫瘍に対しても、早くから腹腔鏡手術を取り入れており、現在では、食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵臓がん、胆嚢がんに対しても、腹腔鏡手術を数多く施行しております。
2019年度の実績では、大腸がん手術において、116例のうち86%、胃がん手術においては、37例のうち95%を腹腔鏡手術で行っています。また、年間816例ある手術のうち、6割以上の症例において、腹腔鏡手術を行っています。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) etc. 136 1.17 22.74 5.88% 75.50
K0462 骨折観血的手術(前腕) etc. 120 1.34 4.59 2.50% 56.87
K0461 骨折観血的手術(大腿) etc. 82 2.48 18.79 46.34% 74.05
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 61 2.77 17.41 6.56% 71.36
K0463 骨折観血的手術(指) etc. 53 1.30 4.98 3.77% 43.09
整形外科の2019年度の手術件数は1,613件でした。内訳としては人工関節置換術(膝)が136件と最も多く、前年と比べると49件増加しております。次いで、前腕及び大腿の骨折観血的手術が202件と上位を占めております。骨折観血的手術とは、ギプスの固定では治癒が難しい複雑、重度の骨折、関節周辺の骨折を治療する際に選択される切開の術式の事を指します。また、脊柱管狭窄症などに対する脊椎固定術の実施件数も増加しました。

心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 32 5.03 8.72 6.25% 63.34
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 28 2.96 16.04 7.14% 75.79
K560-22ニ オープン型ステントグラフト内挿術(上行・弓部同時、その他) 16 0.69 35.38 6.25% 61.88
K5551 弁置換術(1弁) 13 5.00 21.39 7.69% 75.77
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 12 5.00 17.17 8.33% 66.33
心臓血管外科の手術数は上記の通りです。
当科では循環器内科と臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを組織しており24時間365日心疾患患者を受け入れる体制を構築しております。

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) etc. 72 0.97 4.78 0.00% 36.00
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 71 1.17 8.38 0.00% 34.96
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 64 1.00 1.02 0.00% 39.81
K9091ロ 流産手術(妊娠11週まで)(その他) 59 0.63 0.00 0.00% 35.49
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 25 1.20 8.72 0.00% 34.36
2019年度に最も多い「子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡)は主に卵巣のう腫の摘出手術をさしております。「帝王切開術(選択帝王切開)」は帝王切開や筋腫の核手術などの手術既往がある方や骨盤位等であらかじめ予定されている帝王切開術の件数を示しております。子宮内膜ポリープ切除術は、指標2のDPCコードのうち子宮内膜で認められた腫瘍(ポリープ)の切除を行う術式と件数を示しております。当院では腹腔鏡を用いた手術を積極的に施行し患者さんの負担の軽減に努めています。

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 395 0.20 0.71 0.00% 78.99
眼科では、白内障の患者さんに対する水晶体再建術を最も多く施行しています。白内障手術は、入院もしくは日帰り手術を選んで頂き、1ヶ月前後のご予約を受けて行っています。
手術では、術後乱視などのリスクを最小にするための小切開による経結膜強角膜切開を採用しつつ、場合により乱視を補正できるレンズを導入することで、よりよい術後視力を患者さんに提供できるように配慮しております。
他手術については、2020年1月から眼底疾患に対する硝子体手術の受け入れを開始しましたので、主に網膜前膜・黄斑円孔などの手術が必要な患者さんの治療が出来るようになりました。

皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) 15 0.20 1.40 0.00% 56.27
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 14 0.21 3.64 0.00% 82.71
皮膚科で示されている手術件数は前年度同様に皮膚もしくは皮下に生じた皮膚の腫瘍摘出術の件数です。昨年度は悪性腫瘍(がん)の切除術を最も多く手掛けましたが、2019年度は粉瘤、母斑、付属器の良性腫瘍などを摘出する皮下腫瘍摘出術を最も多く件数を取り扱いました。
2019年度は常勤医師の減少に伴い手術を控えざるを得なかった時期があった為、2018年度より件数が減少しております。

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 65 1.54 7.25 0.00% 79.78
K834-3 顕微鏡下精索静脈瘤手術 42 1.00 1.48 0.00% 32.50
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 40 1.30 6.10 2.50% 77.43
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 18 3.61 11.06 0.00% 73.72
K841-5 経尿道的前立腺核出術 10 4.10 9.60 10.00% 76.90
最も多い手術は、前年度と同様に内視鏡下膀胱悪性腫瘍切除術です。摘除標本より、表在がん/筋層浸潤がんが診断されます。表在がんに対しては抗がん剤やBCGの膀胱内注入治療が、筋層浸潤がんに対しては開放手術(膀胱部分切除術、膀胱全摘除術+回腸導管増設術)が行われます。2番目に多い顕微鏡下精索静脈瘤手術は、精巣静脈から精巣への血液の逆流を遮断し造精機能を回復するために行われる手術です。当科は関連の不妊治療専門婦人科クリニックである「虹クリニック」と連携し男性不妊治療を積極的に行っています。3番目に多い経尿道的尿管ステント留置術は、閉塞した尿管にステントを留置して尿流を確保するもので、悪性腫瘍や尿管結石による尿管閉塞に対して行われます。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 402 0.28 1.16 0.00% 67.57
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 68 0.56 9.32 4.41% 76.53
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 57 0.14 5.40 0.00% 67.49
K654 内視鏡的消化管止血術 47 0.60 9.53 2.13% 70.53
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 46 0.39 6.33 0.00% 78.11
消化器内科の2019年度の手術件数の傾向は、内視鏡的大腸ポリープ切除術と内視鏡的胆道ステント留置術が1位と2位で変動はなかったが、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術の順位が3位と変動している。1位と3位と5位の手術の転院率はゼロ%であった。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
本年度は公表指標項目にあたる症例は全て10件未満でした。

更新履歴

2020.09.29 令和元年度(2019年度)病院情報の公表 掲載

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