-住み慣れた自宅で療養生活を送りたい-
そんな方々を対象に看護をご提供するサービスです
訪問看護とは
住み慣れた場所で病気を抱えながらも、できる限り安心して過ごせるよう看護師がご自宅に訪問し看護を提供します。
通院が困難な方を定期的に訪問し、医療的な処置や体調の経過観察を行います。また介護をしている方のご相談にも応じています。
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ご相談は随時お受けしています
訪問看護ステーション
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03-5310-3162
Fax:03-5310-3215平日8:30~17:00
※土日・祝祭日・年末年始はお休みです※ただし、休業日や時間外も、緊急時対応や必要に応じた訪問をおこなっています。訪問範囲は荻窪病院より半径3km圏内としております。
まずは、お気軽に当ステーションもしくは荻窪病院各外来、病棟看護師、地域連携室までご相談ください。
どんな人が利用できるの?
赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる在宅療養者がご利用できます。
利用にあたっては、主治医が訪問看護を必要と判断し、訪問看護指示書が発行された方が対象です。
どんなことをしてくれますか?
経験豊かな看護師が訪問し、ご本人やご家族が不安なこと、希望することについて相談にのり、ご自宅で安心して過ごせるよう身体面、精神面、社会生活面を総合的に判断し、以下のような看護を行います。
- その1
病状の観察や心身の観察
患者様の病状だけではなく心のケア、ご家族の方からのご相談もお受けします。 - その2
食事や排泄の管理・介助
食事や排泄は、ご自宅での療養にとても重要です。脱水、栄養障害、誤嚥、また排泄トラブルなどが起こらないよう適切な看護を行います。 - その3
清拭・洗髪
清拭、洗髪により患者様の清潔保持のお手伝いをします。 - その4
床ずれの予防・処置
床ずれは寝たきりの方にとって非常につらい症状のひとつです。体位変換、専用マット、栄養バランスのとれた食事など、適切にアドバイスします。 - その5
医師の指示による医療処置
鼻や胃から栄養を取っている方、また在宅酸素を利用されている方が安心して在宅療養を続けられるよう、お手伝いいたします。 - その6
ターミナル(終末期)ケア
癌などで人生の最期をご自宅で迎えたいと希望されている方を温かく看護いたします。
料金はどのようにかかりますか?
訪問看護は医療保険か介護保険のいずれかの保険制度に基づき所定の額を算定します。
受給者証の種類によっては公費負担が適応になり、負担が軽減される場合もあります。
詳細はお気軽にご相談ください。
緊急時の対応はできますか?
当ステーションは24時間365日緊急時の電話対応をしております。
お電話で相談いただき、状態を伺い訪問の必要性があれば休日、時間外でも訪問いたします。
また、緊急で受診したほうが良いと判断した場合は荻窪病院と連携し迅速に受診できるよう手配いたします。
実際にどんな方が利用しているの?
- 病気の症状や、生活していくうえで健康上に心配や不安がある方
- 介護方法に不安がある方、または介護方法がわからない方
- 体調が不安定で一人やご家族では入浴が心配な方
- 便秘や下痢を繰り返し排便コントロールが難しい方
- がんの末期の方
- 認知症の方
- 寝たきりで床ずれや皮膚のトラブルのある方
- 点滴、人工肛門、チューブ類が入っているなど医療的な処置が必要な方
2020年度 実績
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月平均訪問件数 医療保険 109件 介護保険 295件 計 404件 - 利用者総数:172名(うち新規利用者108名)
訪問看護指示書
発行医療機関荻窪病院 100名 その他病院 4施設 4名 杉並区クリニック・
診療所など21施設 54名 練馬区クリニック・
診療所など7施設 7名 その他の地域クリニック・
診療所など6施設 7名 合計 38施設 172名