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皮膚科からのお知らせ

2018年7月より皮膚科外来は土曜日を休診とさせていただきます。医療機関の皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。なお、診断が確定している疾患(蜂窩織炎・帯状疱疹)は救急科や内科などで入院をお受けすることも可能ですのでご相談ください。

診療ポリシー・診療体制

当科の地域医療における役割は、治療のみならず、原因検索、診断確定だと思っております。
精査が必要な方はどんな皮疹でも結構ですので、ご紹介頂ければと思います。
現在は常勤医師3人と非常勤医師2人で、午前の一般外来を2診で診療しています。午後の特殊外来は予約制でパッチテストや生検などの各種検査、小手術、nUVBによる光線療法、SADBEなどの特殊治療を行っており、紹介患者さんを拝見する枠としても活用しています。手術は毎週木曜日午後に手術室で行っています。入院患者さんもベッドが空いている限り、積極的に受けておりますので、入院を要する際はまず当院にご一報頂ければと思います。

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地域連携室 直通番号

03-3399-0257

(平日8:30~18:30 ※土曜は12:00まで)

医師紹介

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  • 布袋 祐子

    Futei Yuko

    診療部長
    皮膚科部長
    TQM推進部長

    主な専門尋常性天疱瘡などの自己免疫性水疱症、アトピー、皮膚

    医師紹介

    皮膚科

    診療部長
    皮膚科部長
    TQM推進部長

    布袋 祐子

    Futei Yuko

    入職
    2005年
    主な専門分野
    尋常性天疱瘡などの自己免疫性水疱症、アトピー、皮膚科一般
    認定資格・所属等Qualification / Affiliation
    • 医学博士
    • 慶應義塾大学皮膚科学教室非常勤講師
    • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
    経歴History
    1992年 慶應義塾大学医学部 卒業

    メッセージMessage

    当院では皮膚に生じた症状すべてを拝見します。
    実際の症状を皮膚科医が確認し、皮膚科的な疾患か否かを判断します。
    必要に応じ、他科や他院と連携をとりながら診療します。
    皮膚は内臓の鏡とも言われており、皮膚症状から他の内臓疾患や腫瘍などが見つかることもあります。
    治療のみならず、しっかり原因精査をする事も心がけておりますので、
    難治性の皮膚疾患がありましたら、お気軽に受診、ご紹介頂ければ幸いです。

    インタビューInterview

    皮膚科はどういった科ですか。

    皮膚科は文字どおり、皮膚に生じた症状を見る科です。頭から顔、体、手足の皮膚に生じた症状全てを拝見します。機械や器具を使わずに肉眼で見る事ができる範囲でしたら、まずは皮膚科が担当することになります。また、知られていないことが多いのですが、毛や爪の付属器も皮膚科が扱います。

    皮膚科の患者さんはどういった疾患の方が多いのでしょうか。

    皆さんにも馴染みがあるような一般的な疾患、例えば水虫、湿疹や蕁麻疹、ニキビやアトピーなどから、あまり馴染みのない感染症、炎症性角化症、遺伝性疾患、皮膚腫瘍、皮膚がん、膠原病、血管炎などの疾患まで幅広く診ています。当院はご高齢の方の皮膚腫瘍、皮膚がんが多い傾向にあります。入院は感染症の蜂窩織炎、帯状疱疹や、手術目的の皮膚腫瘍が多いですね。また、膠原病は内科の病気と思われがちですが、皮膚症状が先行することもあり、皮膚に何か異常が出て皮膚科から診断がつくことが多々あります。前述したように皮膚に生じたすべての症状を扱いますので、とても幅広い領域です。

    患者さんの幅が広いということは、ちょっとした症状から他の病気が見つかるというようなことがありますか。

    よく「皮膚は内臓の鏡」と表現されることがあります。皮膚の疾患には、皮膚だけにとどまっているものと、実は体の中に病気が隠れていて、信号のように皮膚に症状が出ることもあります。皮膚の症状から内臓のガンや大腸の疾患や他の全身性の疾患が見つかったりすることも多くあります。そういった意味では皮膚科医の役割は大変重要なものになります。

    イボや水虫くらいで総合病院の皮膚科に行ってもいいのかなとか思ったりしますがいかがでしょうか。

    当院の皮膚科の場合、イボや水虫に限らず一般的な皮膚病も拝見します。本当に単なるイボや水虫であれば総合病院に通院する必要はないと思いますが、例えばイボの場合に「長期治療していても軽快しない」、「液体窒素が痛くて耐えられないので、違う治療方法が無いのか?」などの疑問が生じた場合にはいつでも受診してください。また開業医の先生が「イボだとは思うけど、腫瘍を鑑別した方が良いので、ちょっと調べた方がいい」と思われた場合には、当院にご紹介いただき、必要な検査をいたします。一般的な皮膚病は当院の検査や治療で一旦落ち着きましたら、また近隣の先生方に逆紹介させていただくことが多いです。

    ほくろが心配な場合は、皮膚科にかかればいいのでしょうか。

    ほくろは皮膚科で拝見します。ご希望があれば、当院で切除する事も可能です。レーザー治療は行っていません。まず患者さんが「ほくろ」といって受診されたものの中には、本当のほくろと、良性の腫瘍、悪性の皮膚ガンが混在しています。2~3㎜の小さいほくろは心配ない事が多いですが、7㎜以上の大きさの物や、小さくても数年単位で増大傾向にあるもの、出血するものは受診していただき、ダーモスコピーという拡大鏡で拝見した方が安心です。ダーモスコピーの所見によって、問題ないと判断されれば一安心ですし、場合によってはさらに組織を取って性質を調べ、切除することもあります。

    総合病院の中の皮膚科ならではの特徴はありますか。

    総合病院ですので、外来における診療のみならず、採血、画像検査、生検などの精査から、さらに必要に応じ他科依頼、最終的に入院まで、最初から最後まで一貫して診て治療できる点が最も特徴的ではないでしょうか。午前に行っている外来の他、午後には特殊外来を設けており、そこで生検や小オペ、またステロイドや免疫抑制剤などの全身投与を行っている患者さんを拝見する時間に使っています。また他科入院中に生じた皮膚症状を依頼されて見に行くこともありますし、毎月褥そう(床ずれ)の回診を行っているのも総合病院ならではのことかもしれません。

    手術件数も多いですが、どのような手術を行っているのでしょうか。

    最も多いのは、粉瘤や脂肪腫などの良性腫瘍や母斑(ホクロ)の切除ですが、当院の特徴は皮膚ガンの手術が多いという点です。高齢者の患者さんが多いことが理由の一つかもしれません。とくに日光角化症という前ガン病変や基底細胞ガンという皮膚ガンの手術が多いです。ガンの種類によっては切除範囲が大きいため、単純に切って縫合するのではなく、皮弁形成術や植皮術を行う方もいらっしゃいますね。一方で、ご高齢の患者さんの皮膚ガンで、手術の適応がない方もいらっしゃいます。そういった方には特殊な外用剤で皮膚ガンを治療することがあります。

    荻窪病院ならではの皮膚科の特徴というものはございますか。

    私の方針として、何かに特化しているという事はありません。これには理由がありまして、当院の様な地域に根付いた総合病院では皮膚病全般をきちんと拝見できないといけないと思っているからです。しいて言えば、当院では他ではあまり行っていないイボの治療や、皮膚がんの外用療法を積極的に行っております。イボに対しては液体窒素以外にグルタールアルデヒド、モノクロロ酢酸などの治療も行っておりますし、手術が困難な高齢者の皮膚ガンには免疫調整薬の外用で治療することがあり、以前からこの治療を他施設よりも早い時期から多くの患者さんに行っております。

    皮膚科の外来について教えていただけますか。

    午前は2診で一般外来を行っております。予約の方優先で、その間で飛び込みの方を拝見しております。午後は予約のみの特殊外来で検査、光線療法、小手術などを行っています。外来は予約優先ですので、予約をされた方はそこまでお待たせしていないと思いますが、飛び込みの方は長いと数時間お待たせすることもあります。緊急性のない症状は一旦開業医の先生に診ていただいてから当院に紹介頂くと、予約もでき、比較的スムーズに拝見できます。

    外来は予約制とのことですが初診の方も予約ができるのですか。

    初診の方も予約制にしたいのですが、今のところは紹介状をお持ちの患者さんのみ、事前予約が可能です。ご紹介いただいた場合、紹介元もしくは患者様が前もって地域連携室にお電話いただければ予約が出来る仕組みになっています。その場合、皮膚科は一般外来を行っていない午後枠でも予約が取れるようにして、なるべく早く拝見できるように心がけています。

    皮膚科というと目に見える部分なのでデリケートな部分も大きいと思いますが、患者さんに対して心がけというか気にされていることはありますか。

    皮膚科はとても繊細な診療科だと思います。皮膚の症状は表から見えるため、その分患者さんの不安が大きいこともあります。患者さんの気持ちなど、様々なことに配慮しながら細やかに診察をするというところに尽きます。かゆみは痛みより辛いとも言われますから、そう言った事にも理解を示しながら、診療するよう心がけています。 また、診察時によく診てよく触ってよく話しを引き出し、よく聞くということも大切です。患者さんが自分では気がついていない大事な情報を持っている可能性があるので、なるべく色々な情報をいっぱい引き出すようにし、原因の特定や診断につなげるようにしています。

    最後に患者さんと地域の開業医の先生へ向けてメッセージをいただけますか。

    当院の皮膚科を必要としてくださっている患者さんでしたら、ちょっとした症状でも拝見させていただきます。こんな程度で行っていいのかなと思わず、皮膚に心配な症状が出たら遠慮なく当院を受診してください。 開業医の先生方には、「一般的な治療をしているけど難治性の方」や、「一度生検をお願いしたい」とか、「全身精査をしてもらいたい」とか、「総合的に診てほしい」という時にはいつでもご紹介いただければと思っています。特に生検、オペ、入院を積極的に受けておりますので、そういった適用の患者さんがいらっしゃったらいつでもご紹介いただければ大変うれしく思います。

  • 小松 広彦

    Komatu Hirohiko

    医員

    主な専門皮膚科一般

    医師紹介

    皮膚科

    医員

    小松 広彦

    Komatu Hirohiko

    入職
    2018年
    主な専門分野
    皮膚科一般
    経歴History
    2012年 東京医科大学医学部 卒業
    2012年 東京医科大学八王子医療センター
    2014年 東京女子医科大学東医療センター
    2016年 荻窪病院
    2017年 東京女子医科大学東医療センター
  • 八谷 美穂

    Hachiya Miho

    医員

    主な専門皮膚科一般

    医師紹介

    皮膚科

    医員

    八谷 美穂

    Hachiya Miho

    入職
    2016年
    主な専門分野
    皮膚科一般
    経歴History
    2013年 岩手医科大学医学部 卒業
    2013年 済生会横浜市東部病院
    2014年 慶應義塾大学病院

    メッセージMessage

    患者さん一人ひとりに誠意をもって診察しております。

得意とする疾患

当科の注力疾患
  • 難治性湿疹・皮膚炎、痒疹
  • アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎
  • 皮膚腫瘍(良性、悪性)
  • 類天疱瘡、天疱瘡など自己免疫性水疱症
  • 膠原病、ベーチェット病
  • 帯状疱疹、蜂窩織炎、丹毒
  • 乾癬、類乾癬
  • ※基本、美容皮膚科は行っておりません

取り扱っている主な疾患

皮膚科一般

湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、痒疹、紅斑症、薬疹・中毒疹、血管炎、膠原病(SLE、皮膚筋炎、強皮症、ベーチェット病など)、熱傷、光線性皮膚症、水疱症、膿疱症、角化症、色素異常、肉芽腫性疾患、母斑、爪・毛の疾患、皮膚腫瘍、軟部腫瘍、感染症など

ほくろ・色素性腫瘍

ほくろや色素性腫瘍の場合、肉眼での診断のみならず、ダーモスコピーという拡大鏡を使用して、性質をより詳しく確認することができ、必要に応じ生検を行い診断を行います。皮膚腫瘍、皮膚癌の外科的手術も積極的に行っておりますが、一方で手術適応がない方はイミキモド外用やモーズペーストなどの侵襲の少ない治療も検討できます。顔面の腫瘍は他院では形成外科に依頼する事も多いのですが、当院においては可能な限り皮膚科で対応しております。
▼写真:この患者さんは口唇の上に生じた黒色結節を主訴に来院された患者さんで、臨床とダーモスコピーから基底細胞癌を疑い、生検にて確認後、全摘出術を施行しました。

疣贅(イボ)

疣贅(イボ)には一般的にどの施設においても液体窒素療法が行われておりますが、一部の患者さんでは難治性で、また痛みのために治療に耐えられない方もおり、そのような方に当院では液体窒素の他、グルタラールアルデヒド、モノクロロ酢酸、イミキモドクリーム外用(自費)などの選択があります。

水疱症、血管炎、膠原病

水疱症、血管炎、膠原病などの自己免疫性疾患においては免疫抑制剤、ステロイド、DDSなどの全身投与を、難治性の炎症性角化症、アトピー性皮膚炎、痒疹などには外用療法、免疫抑制剤内服の他、ナローバンドUVBによる光線療法も行います。巻き爪、陥入爪にはテーピングの指導、フェノール法やマチワイヤーの治療も検討します。

難治性湿疹、多形痒疹

難治性湿疹、多形痒疹の患者さんにおいては内臓疾患、薬剤、食物、金属などが原因であることも多く、当院では積極的に精査を行っております。内服中薬剤のDLST、IgE RAST、金属や家庭工業品や化粧品のパッチテスト、皮膚生検も必要に応じ行っています。金属アレルギーや花粉症がある方はそれぞれの原因のみならず、食物にも反応する事があるため、患者さんへの指導もしっかり行います。

乾癬

外用療法・光線療法・チガソンや免疫抑制剤内服などの治療を、重症度により組み合わせて選択しています。また当院は生物学的製剤承認施設になっています。

円形脱毛症

難治性の円形脱毛症に対して、ステロイド局注療法、局所免疫療法(SADBE)など患者さんの病状に合わせて行っています。

入院適応となる皮膚疾患

●帯状疱疹、蜂窩織炎、丹毒などの感染症
帯状疱疹は早期入院の上、抗ウイルス剤の点滴加療をおすすめしています。蜂窩織炎、丹毒は局所を冷却しながら抗生剤の点滴を行います。

●アトピー性皮膚炎の急性増悪、教育入院
アトピーが重症化した場合は、短期入院の上、加療を行い、同時にアトピーについての教育も行います。外用剤の適切な使い方など指導を行います。

●中毒疹・重症型薬疹
中毒疹の原因には薬剤の他、ウイルスや細菌などによるものがあります。点滴で補液を行い、抗アレルギー剤、外用剤にて加療を行います。炎症が粘膜にまで及び、重症な場合はステロイドの全身投与も検討します。

●尋常性天疱瘡、水疱性類天疱瘡などの自己免疫性水疱症
全身に水疱、びらんが多発した場合、患者さんの病状に応じ、入院の上、ステロイドや免疫抑制剤の全身投与を行います。

●大型の脂肪腫、粉瘤、頭部・足底・臀部などに生じた皮膚腫瘍
大きさによって局所麻酔もしくは全身麻酔の上、切除を行います。必要に応じ、ドレーンの挿入も行います。足底の手術の場合、松葉杖指導も行います。

●基底細胞癌、扁平上皮癌等、皮膚悪性腫瘍の腫瘍摘出術および皮弁形成術、全層・分層植皮術
部位や大きさによって、手術方法を検討します。なるべく患者さんに負担がかからない方法、整容的により良い方法を検討します。

※褥瘡の入院管理はしておりません。

治療実績

  • 疾患別手術件数 2014年度 2015年度 2016年度
    良性皮膚皮下腫瘍摘出術 268 328 403
    四肢躯幹軟部腫瘍摘出術 1 3 0
    皮膚皮下粘膜下血管腫摘出術 6 12 6
    皮膚皮下悪性腫瘍摘出術 22 27 33
    四肢躯幹軟部悪性腫瘍摘出術 0 0 0
    血管腫摘出術 0 0 0
    全層・分層植皮術・皮弁形成術 3 2 5
    皮弁形成術 1 1 0
    陥入爪手術 5 4 13
    デブリードマン 8 7 2
    その他(切開術など) 293 285 302
    合計 607 669 764
  • 疾患別手術件数

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  • 患者数 2014年度 2015年度 2016年度
    初診患者数 622 712 702
    再診患者数 16402 16939 18309
    入院患者数 297 358 403
    手術件数 590 672 764
  • 患者数

学会発表

タイトル 筆頭演者 発表年月 発表学会名
帝王切開手術瘢痕に生じた異所性子宮内膜症の1例 澤田 美穂 2016.11 第869回日本皮膚科学会東京支部地方会(城西)
Laugier-Hunziker-Baran syndromeの1例 澤田 美穂 2016.9 第868回日本皮膚科学会東京支部地方会(城西)

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