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眼科からのお知らせ

2018年05月02日 眼科外来および手術枠の変更について

診療体制

常勤医2名体制で白内障手術やその他の手術を実施しています。日帰りでの白内障手術も行っております。
白内障手術は術後乱視などのリスクを最小にするための小切開による経結膜強角膜切開術を施行しつつ、新たに乱視を補正できるレンズを導入することでよりよい術後視力を患者さまに提供できるように配慮しております。近年は近隣医院からの紹介も増えたため、2015年度も白内障を含めた総手術件数は667件となり、昨年よりの増加がみられました。

レーザー光凝固装置は短時間施術による低侵襲な施術が可能な、ニデック社の最新式マルチカラースキャンレーザーMC-500 V ixiを2015年10月より導入して、糖尿病網膜症など各種網膜疾患に対し治療を行うことができるようになりました。また、網膜疾患の詳細については、NIDEK社のOCT:RS-3000による検査により、加齢黄斑変性症や緑内障の診断および治療方針を決定し、病状の変動をより早期に察知しやすくなっており、加齢黄斑変性等に用いられる抗VEGF硝子体注射治療にも力を入れております。
また、患者さまの説明には最新式の眼科インフォームドコンセントシステム、iCEYEを導入し、タブレット端末等による動画などを駆使してわかりやすい医療を提供するよう心がけております。

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医師紹介

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  • 上田 至亮

    Ueda Yoshiaki

    眼科部長

    主な専門白内障・網膜硝子体疾患  ●手術処置経歴 白内障

    医師紹介

    眼科

    眼科部長

    上田 至亮

    Ueda Yoshiaki

    入職
    2013年
    主な専門分野
    白内障・網膜硝子体疾患 
    ●手術処置経歴
    白内障手術(困難症例等)、線維柱帯切除術、眼瞼下垂手術、斜視手術、結膜弛緩症手術 帯状角膜変性症手術、先天性鼻涙管閉塞症治療、涙点プラグキープティア(コラーゲン涙点プラググ)、眼瞼痙攣(ボトックス治療)、霰粒腫・麦粒腫手術、抗VEGF硝子体注射など
    認定資格・所属等Qualification / Affiliation
    • 医学博士
    • 日本眼科学会認定眼科専門医
    • 日本医師会認定産業医
    • 厚労省認定臨床研修指導医
    • 身体障害者認定医
    • PDT認定医
    • 眼科ボトックス療法認定医
    • オルソケラトロジー講習会履修
    • 屈折矯正手術講習履修
    • 日本眼科学会会員
    • 東京都眼科医会会員
    • 網膜硝子体学会会員
    • 眼科手術学会会員
    • 防衛医科大学校眼科 非常勤招聘講師
    • 予備自衛官:陸上自衛隊 予備2等陸佐
    経歴History
    1999年 防衛医科大学 卒業
    1999年 防衛医科大学病院
    2005年 自衛隊中央病院
    2006年 防衛医科大学校医学研究科
    2008年 シンシナティ小児病院付属研究所留学
    2011年 自衛隊中央病院
    メディア実績・著書Media / Book

    ●Purification and characterization of the mouse lacrimal gland epithelial cells and reconstruction of acinar-like structure in 3D culture, Investigative Ophthalmology & Visual Science, 2009; 50:1978-1987 
    ●マウス涙腺虚血モデルにおける涙腺組織の再生所見について(学術優秀賞受賞) 伊藤正孝, 若栗隆志, 上田至亮, 小林靖直, 唐沢容子, 今城純子, 石田政弘 第114回日本眼科学会総会、(2010,4)
    ●純化涙腺上皮細胞を用いた細胞生物学的研究-涙腺発生再生研究の基礎として- 上田 至亮、唐沢 容子  防医大(平成22年度防衛医科大学校学術集会優秀賞受賞)

    メッセージMessage

    私の診療にするスタンスは、患者さんを自分の家族だと思って治療方針を決定するというのを目標としています。情報が常に流転するこの現代、疾患に対する治療方針というのは、各医師によって違ったり、時代によっても常に新しく変遷しています。そのような中で、もし私が患者さんの家族だったらどういう風に治療してゆくべきか・・・というのを第一に、学会や勉強会に参加しつつ毎日勉強をして、各患者さんに一番最適な治療方針を選択して治療してゆきたいと思います。
    同意と説明のもと最適な治療を選んでゆきたいと思いますので、聞きたいことがあったら何でも相談ください。

    インタビューInterview

    まず始めに先生のご経歴を教えて頂けますか。

    私はこれまで自衛隊の医官として働いておりました。自衛隊の中核となる病院である、防衛医科大学校病院や自衛隊中央病院において一般的な眼科の手術や外来等を行い、その後に大学院に入学して、医学博士号を取得しております。また、その間にも外来診察や手術をこなしつつ、アメリカへの研究留学もしておりました。

    眼科の患者さんとしてはどのような症状の方が多いですか。

    やはり、地域的にもご高齢の方が多いため、当院では白内障で受診されている方が比較的多いかと思います。それから、一般的な目のかゆみ、痛み、近年のスマートフォンやパソコンの使用で増えてきているドライアイ、眼精疲労などです。あとは眼の奥に出血をおこすような糖尿病の網膜症の方や、網膜裂孔と言いまして網膜に穴が開いたりする方など、必要に応じてレーザーで治療したりするような患者さんがいらっしゃいます。

    眼科でも色々な手術がありますが、荻窪病院でされている主な手術について教えていただけますか。

    まず一般的な白内障手術を中心に、困難な重度の白内障症例を始め、翼状片手術、眼窩脂肪ヘルニア手術、帯状角膜変性症手術、結膜弛緩症手術、眼瞼下垂手術、斜視手術、後発白内障手術を行っております。また、外来では糖尿病や網膜裂孔に対する網膜光凝固治療等を行っております。

    手術数が増えてきていますが、手術は日帰り手術が多いのですか。

    これまで、当院では1泊2日もしくは2泊3日の入院で白内障の手術を計画させて頂いておりましたが、近年は日帰りの白内障手術を希望される患者さんも増えておりましたので、その声をうけて本年度から日帰り白内障手術を開始いたしました。

    また、白内障手術は現在火曜日と木曜日に行っておりましたが、金曜日にも手術の枠を新設しまして、患者さんの白内障の手術待機を無くすように努力しております。 日帰り手術、手術日の追加により、手術数は年々増え、2016年度は742件と2013年度の倍以上の件数になりました。

    ここは総合病院の中の1つの眼科ですが、その強みはありますか。

    総合病院であるが故に、他科に関連して考えられる何らかの疾患があった時には、すぐに周りの科の先生方に相談して、病状にあった適切な治療の判断が可能だというのがやはり大きな強みだと思っています。

    荻窪病院の眼科の特徴はありますか。

    我々も開業医の先生方に劣らないぐらいに丁寧に患者さんと接して、しっかりとした説明をもとに患者さんに分かりやすい医療を届ける事をまずは目標にしております。
    今後は日帰り手術の件数増加であるとか、あとは眼科の内科的治療となる硝子体への薬物注射へ力を入れていく方針です。

    眼科でも手術以外に保存療法のような対応もあるのでしょうか。

    抗VEGF注射というものを導入しました。最近よく抗がん剤として使われている薬剤で、新生血管という、もろくて破れやすい血管が出来るのを促すVEGF(vascular endothelial growth factor)という物質を抑えるお薬です。それを眼球に注射する事で、目の中で新しい血管がはえてくるのを予防する効果があります。 加齢黄斑変性などの場合、目の中で新生血管が生まれて出血を繰り返して失明することがありますが、それを予防したりすることができます。

    患者さんと接する時に心がけていることがあれば教えていただけますか。

    やはり患者さんに対して親身になった受け答えをしたいと思っています。怖い先生という単語をたまに耳にしますが、わかりやすい会話を重ねるなど、なるべく質問がしやすく、患者さんが分からない事を丁寧に説明できるような診療を心がけています。

    最後に患者さんへのメッセージをいただけますか。

    1日でも早く白内障手術を受けていただけるように、手術件数の増加並びに病床の確保をした上で分かりやすい説明をもって患者さんをお迎えしたいと考えています。 まずは相談だけでも、また、他の病院でちょっと困った事があった時にセカンドオピニオンとして来て頂いても色々と質問にはお答え致しますので、地域密着型の眼科として当院眼科を訪ねて頂ければと思っております。

  • 齊藤 康子

    Saito Yashuko

    医長

    主な専門小児眼科

    医師紹介

    眼科

    医長

    齊藤 康子

    Saito Yashuko

    入職
    1995年
    主な専門分野
    小児眼科
    認定資格・所属等Qualification / Affiliation
    • 医学博士
    • 日本眼科学会認定眼科専門医
    • 視覚障害認定医
    • 身体障害者認定医
    • 眼科ボトックス療法認定医
    • 日本眼科学会会員
    • 東京眼科医会会員
    • 日本小児眼科学会会員
    • 斜視弱視学会会員
    経歴History
    1985年 東邦大学 卒業
    1986年 東邦大学病院
    1986年 長津田厚生総合病院
    1989年 東邦大学病院
    1991年 大森赤十字病院

    メッセージMessage

    2018年4月末日で荻窪病院を定年退職させていただくこととなりました。22年間におよぶ勤務医生活を多くの方にささえていただき厚くお礼申し上げます。

  • 北原 由紀

    Kitahara Yuki

    医長

    主な専門網膜硝子体(斜視弱視)

    医師紹介

    眼科

    医長

    北原 由紀

    Kitahara Yuki

    入職
    2018年
    主な専門分野
    網膜硝子体(斜視弱視)
    認定資格・所属等Qualification / Affiliation
    • 日本眼科学会眼科専門医
    • 眼科PDT研究会光線力学療法認定医
    • 斜視に対するボトックス注射認定
    経歴History
    1998年 日本医科大学 卒業
    1998年 日本医科大学 眼科 研修医
    1999年 日本医科大学多摩永山病院 眼科研修医、助教
    2003年 下館市民病院(現:筑西市民病院) 眼科 医長
    2004年 日本医科大学多摩永山病院 眼科 助教

精査・加療・手術などの対応可能症例

小児 斜視、弱視、先天性鼻涙管閉塞
外眼部 眼瞼下垂、眼瞼外内反症、霰粒腫、麦粒腫、結膜腫瘍、眼瞼腫瘍、眼瞼痙攣眼外傷全般、結膜弛緩症、ドライアイ( プラグ等) 、眼窩脂肪ヘルニア
前眼部 白内障(合併症例可)、後発白内障、狭隅角(予防手術or 虹彩切開)緑内障、帯状角膜変性、翼状片、角膜潰瘍、角膜異物、虹彩炎、ぶどう膜炎
網膜硝子体 加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、網膜動脈閉塞症(急性期)、網膜剥離裂孔・変性など(剥離・前膜・円孔等は診断のみ)、抗VEGF硝子体注射
神経眼科 眼球運動障害全般精査、視神経炎疑い症例など

抗VEGF硝子体注射

  • 加齢黄斑変性、近視性脈絡膜新生血管(脈絡膜新生血管)、増殖糖尿病網膜症、血管新生緑内障などにみられる異常な血管増殖の抑制
  • 糖尿病網膜症や網脈静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫の改善
  • ぶどう膜炎、眼内炎などにより強い炎症をきたした場合の消炎

などが適応で、2016年度は205件の治療を行いました。副作用などについては患者さま向けにこちらで説明をしております。


写真左:抗VEGF治療前 写真右:抗VEGF治療後

2016年治療実績

  • 手術室使用
    白内障 691
    眼瞼下垂 20
    眼瞼結膜腫瘍切除 5
    緑内障手術 2
    内反症 9
    その他 15
    合計 742
  • 外来処置室使用
    涙のう処置 17
    散粒腫切開 30
    網膜光凝固術 90
    虹彩光凝固術 3
    後発白内障切開術 86
    抗VEG硝子体注射 205
    合計 431

白内障手術件数の推移

白内障手術件数の推移

<マウスオーバーすると件数をご覧になれます>

今後の展望と次年度の課題

今後、日本は未曾有の高齢化社会に突入することに加えて、食生活が欧米化するに伴って、白内障や加齢黄斑変性と言われる疾患が増加しつつあり、白内障手術や抗VEGF注射、網膜光凝固術の需要はますます増加すると思われます。現在、杉並区には総合病院とうたわれる病院は数少なく、そのような中で、これまで通り2常勤医体制で対応させて頂くことで、手術件数の維持はもとより、より多くの患者さまの視力の維持に努めたいと思っております。さらに、特殊検査や最新の眼科治療件数も増やして近隣の先生方との病診連携を密に進めて行きたいと思っておりますのでなにとぞよろしくお願いいたします。

学会発表

タイトル 筆頭演者 発表年月 発表学会名
トーリック眼内レンズによる白内障術後早期の視力推移の比較 上田 至亮 2015.1 第39回日本眼科手術学会学術総会

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